みっきーのリアル登山者の端書き#711『途中で引き返したという経験』
私は登山をする中で、行程の途中で問題が発生して引き返したという経験がほとんどありません。
不慮の事故・怪我に遭遇したことがほとんどないということもあるのですが、大きな要因は「リスクがあるなら登らない」を徹底しているからのように思います。
少し体調が悪く感じる。
天候が荒れそうな気がする。
そうしたところで無理をしないことによって、途中で大きな問題となることを避けることができているように思います。
山でのトラブルは命に繋がる可能性があるのでそこは徹底していますが、人生の中ではそこまでリスクがないシチュエーションも当然存在します。
そうしたところでは逆に「行けるところまでやってみる」ことが経験として繋がり、自分の血肉になっていくところもあると感じています。
山で染みついたリスク回避の精神が、人生を生きる上での強すぎるブレーキとならないよう、自分の気持ちのコントロールをやっていきたいと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?