見出し画像

みっきーのリアル登山者の端書き#532『標高と標高差』

1,000近くある日本の山の中でも標高が高いものとして、21座しかない3,000m級の山々が取り上げられることがあります。

その中には日本一の山である富士山(3,776m)が含まれますが、実際の登山する標高=登山口からの標高差としては、約1,400mとされています(富士宮ルート)。

登山経験者からすると標高差1,400mというとなかなかキツめな数字です。

ところで他の山を見てみると、もう少し変わった数字も見られます。

例えば乗鞍スカイラインで有名な長野県・岐阜県を境とする乗鞍岳(3,026m)ですが、スカイラインを経由すると標高差たった320mの地点まで上がってからスタートすることができます。

また、富山県の立山連峰の最高峰である大汝山(3,015m)では、黒部アルペンルートの最終駅からスタートすれば、標高差は600m前後となります。

このように、3,000m級の山と言ってもスタート地点が違えば登る標高差は全く異なっています。

この事例から、高い目標を目指すとしても、スタート地点が違えばその難易度は大きく異なるということが言えるように思います。
そのスタート地点の標高をどれだけ上げられるかは、普段の地道な行動の積み重ねではないでしょうか。

今日もまた、少しずつコツコツを積み重ねていきたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?