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「このめどき」から考える逃げる大切さと逃げ続ける事への危険性 #32

最近、なんか体調がよくないなあと思っているのですが、Voicyの中で、「このめどき」について話を聞いて、参考になると思いましたのでご紹介します。


【木の芽時】このめどき

春に木々が新しい葉をつけ始める時期を指します。冬の寒さが過ぎ、気温が上がり始め、自然界が再生する季節の訪れを意味します。この時期は、新しい生命の息吹が感じられ、希望や活力が湧いてくるとされます。

日本の詩や俳句などでよく使われる表現であり、自然の移り変わりや季節感を表現する際に使われます。

ChatGPT

木々が新しい葉をつけ始める今の時期は、季節の変わり目ということもあり、気温の変動も大きく、体調を崩しやすいという側面もありますので、あまり無理せずに、やっていきましょうというような注意喚起なんでしょうかね。
私も最近、何となく体調がすぐれないので、あまり大胆な行動はとらずに少しづつ仕事をしていこうと思いました。
その反面、私が、最近何となく違和感を感じる事について、少し考えてみました。

逃げることの大切さ

最近、日本社会では、自分を自己犠牲しながら無理して社会に適合するより、自分に正直に生きたほうがいいという話が多く聞かれます。きつい場合は逃げていいんだよという考え方です。
日本は、みんなと一緒の考えや行動じゃないと、何となく社会から外されるといった、言葉になっていない暗黙のルールのようなものが存在すると私は思っています。
わかりやすい例でいうと、私の会社でも、多くの人は紺色のスーツを着て毎日出社していますし、会社内のメールでも、ほかの部署にはかなり形式的な表現で気を使いながら仕事を行っています。
同調圧力などもまさにその通りで、社会から暗黙のルールを突き付けられた時には、自分が無理にそれに合わせ続けるのではなく、限界の前に逃げるを選択すべきだと思います。
今の時期は、新入社員の入社のタイミングですが、やめるという選択肢があることは、あらかじめ考えておいたほうがいいと思っています。
そろそろ就職活動を開始する我が娘にも、やめてもいいんだからと話をしたら、就職する前に辞めてもいいなんて言わないで!!とすごい目でにらまれてしまいました・・・・

そのうえで、私が最近、少し懸念していることは、逃げることは大切なのですが、逃げ続けるとどうなるかも考えておいたほうがいいかなと思っています。

逃げ続けるとはどういうことか?

一時的につらい場面に遭遇した場合は、いったん離れることは、今後自分の人生を生き続けるためには必要な考え方ですが、逃げることを続けてしまうとそれはそれで、自分の人生にとっていいことなのかというとそうではないと私は思います。
例えば就職を例に挙げると、就職したが仕事や職場の仲間が自分に合わないということで転職を決意します。しかし、転職先も仕事が自分の思っていた内容と違うということでまた転職をするなど、自分がこれだ!と思うまで転職を繰り返す例が、逃げ続けるということなんだと思います。

ここで、人間が成長するという視点で考えると、成長には、筋トレと同じように、ある程度自分に負荷をかけないとなかなか成長はしないと思います。それをただつらいということで逃げ続けてしまうと、それはそれで自分が思っている思考の枠を超えて成長することを避けてしまっているとも言えます。
自分の人生は、自分しか幸せにできませんので、逃げる選択肢を持ちつつ、逃げ続ける危険性もあるという考えも必要かと個人的には思っています。

まずは木の芽時は無理せずに、さわなおさんが紹介されていますが、あせらず、あまえず、あきらめず
ゆっくり、楽しみましょう!

#ジブン株式会社マガジン


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