昨日まで、断捨離のことを書いてきましたが、今日は、話題を変えて。
ちょっと子育てのことを思い出したので書いてみようと思います。

noteを書くようになって、いろんな方が書いている記事を読んでいると、自分の頭の中にある感情がムクムクと出てくることがあります。子育ての中で親として、そして子として感じたことを書いてみようと思います。

種を蒔くことの大切さ

こんな記事を読みました。ricaさんが書かれていた、本の紹介です。

記事の冒頭に本に書かれていた文の紹介があって

私は、まだ本は読んでいないのですが、なんだか「あー、ホントにそうだなぁ」って思ったんです。

種蒔きって、すぐに芽が生えてくることを期待するじゃないですか。
でも、実際は、そんな目にみえる変化、結果なんてすぐにはないんです。
芽が出て、伸びて、葉が開いて増えて、花が咲いて、実がなる。
そこまでいくには、やっぱり時間がかかるんです。

そこをいかに信じて待てるか・・・これが、なかなか難しい。
でも、一番大切。

私、子育てで一番大変で、かつ大切なことって、待つことじゃないかって思うんです。

次男、小学校2年生を振り返る

我が家の次男坊、現在、病院薬剤師をしている26歳。

次男が小学校2年生の時、すごく暴れていたことがあります。いわゆる学校での問題児ですね(>_<)
高校生の頃だったか、その時のことをポツポツと話ししてくれたことがあったんです。

その頃の次男は・・・まあ、やんちゃ坊主でした。それに加えて、2年の時の担任の先生となんか合わなかったんでしょうね。
一度、教室で大暴れして、机も蹴飛ばして、教室から逃走した上に、最後は、校長先生に校長室で諭され、最後は、校長先生の車で自宅まで送ってもらったことがあるんです。

次男の同級生のお母さんがたまたまそれを見ていたそうで、私に「愛情が足らないんじゃないか」って言うんです。
すごくショックだったのを覚えています(>_<)

それから、反抗期はまだまだ続き・・・いつまで反抗期？って感じ。
やっと少し落ち着いたかなという高校生くらいのとき、ふとした時にこんなことを私に話してくれました。

次男「あの時ね、ちゃんと自分がしていることがいけないことだって分かっていたんだよ。でもね、自分を抑えられなかったんだ。言われていることはわかっていたんだよ。校長先生にもいろいろ話してもらった。校長先生に、家まで送ってもらったのなんて俺ぐらいだよね・・・（笑）」

私「そう、じゃぁ、わかっていても、抑えられなかったんだあ。じゃあ、言われていることも、自分が何をしているかもわかっていたんだね！」

こんなような会話を次男としたんです。子どもが暴れてしまっているときって、何も理解出来ない状態のようにみえても、冷静に分析している部分もあるんだなって、私にとっては新しい発見でした。

その時に伝わっていないように思っても、年数がたってから伝わる（理解できる）こともある。だから、すぐに結果が出なくても、その時その時に、きちんと伝えていくって大事なんじゃないかな。

そんなふうに思えた出来事でした。

自分の子どもの頃を振り返ってみる

私も・・・
親に怒られたこと、自分が親にしてしまって後悔していることがあります。

その時は反省で止まっていることも、ある程度の年齢になってから思い出してその意味を感じたりして、自分の身にしみることもありますね。

一番思い出すのは、たしか私が小学校5年生の頃だったかな。
同級生の子に、欲しいものを一緒に買おうと言われて、1回に使うお金は数百円くらいのお金なんだけれど、回数が増えてくるとおこづかいでは足りなくて困ってしまって。
私は、鍵っ子な上にお金もそれほど持っていないし、ないとは言えなくて。

困った私は、親の貯金箱から少しづつお金を持ち出したことがあるんです。
しばらくすると、さすがに親も分かったようで・・・「怒られる」と思っていたら、まず、理由を聞かれました。

事実をそのまま伝えたら、親は怒らず、しばらく黙っていました。そして「もうしたらダメよ」と言っただけでした。

逆に堪えましたね・・・。
なんていけないことをしたんだろうって。

そして、親になってみて、さらに尊敬しました。

人が成長するということ

人ってどこで成長するかわからない。そして、それはコントロールできるものじゃないんですよね。

この記事では、長男が絵本を通じて成長したことを書きましたが、どんな種を蒔いたら、どんな結果になるかなんて誰にもわからないんですよね。

だからこそ、きちんと種まきをすることが大切。

その時その時で気付いたこと、伝えたいことを言葉で伝えること。
そうすれば、どこかで、花が咲くタイミングがあるんだろうって思います。

それまで、しっかりと待つ。
それが出来るかどうか・・・でしょうか。