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わくわくの魅惑

仕事に、わくわくしなくなってきた。

今は産休前の引継ぎがメインの期間であり、自分が担当してきた業務が順番にぽろぽろ手を離れている。
今までは「私しかできなかった仕事」も、そのうち「誰でもできる仕事」に代わっていく。
産休開始までの1か月と少し。担当業務が減っていくなかで自分は残りの期間に何をしようかなぁ、なんて、ぼんやり考えてしまう。
自分にしかできないことを任されているのも、ある意味モチベーションの一つなのかもしれない。

そもそも、自分は仕事で「わくわく」を感じたかったのか?
仕事関連でもやついた時は、いつも考えてしまう。

仕事はそこそこお給料がもらえて、残業も適度で、生活とは切り離れていて、生活面で充実を図っていけばいいじゃないか。
そう幾度となく自分とお話したはずだけど、やっぱりいつもこの問いに戻ってきてしまう自分がいる。
生活と仕事、それぞれが適度に充実していることも十分幸せなのだが、やはりやりがいを感じる仕事をしてこその人生全体の充実なのだろうか。
単に生活面、自分の時間の使い方がへたくそなだけだろうか。

いつも拝見して元気をもらっているyoutuberのあさぎーにょさんは、「人にわくわくを届ける仕事」をしている。
実際、彼女の配信を見て、すごくわくわくする。
どんなことにアンテナを張って生活していたら、日々わくわくと出会えるのだろうか。

「やりたいことが見つかる本」を読み、「好きなこと探し」をずっとしているが、仕事につながる感覚、というのはやはり難しい。
センサーが一般ピーポーもしくはそれ以下なので。
仕事関連でさまよえる子羊もとい主人にも「やりたいことが見つかる本」を読め読め!と推しつつ、読んだ本人がこんなでは、せっかくの名著にも申し訳ない。
ある意味これから出会うちびちゃんや、子羊(主人)からあわよくば、な影響をどこかで受けないかと他人に期待してしまっている…!
こんな感じでいいのか、自分。
「子供ができたから…」といって、「安定こそ至高!」と怠惰していないか、自分。

わくわくしたい。
わくわくの魅惑から、いくつになっても逃れられない。

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