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【冬本番】究極のインナードライの見分け方を伝授!!!



【インナードライとはどういう状態?】


インナードライとは、皮膚表面は皮脂でベタついているのに、角層の水分量が不足していて乾燥している状態です。

一見油っぽい肌に見えるのですが、実は、角層の中(インナー)は水分不足で乾燥(ドライ)していることから「インナードライ」といわれています。

一方、脂性肌とは油分も水分も多い状態。肌の水分量が少なく、ごわつきや皮ムケが生じている場合はインナードライの可能性が高いです。


【インナードライはどうやって見分けるの?】



☆過剰に皮脂が分泌していているため、手のひらで皮膚表面を触ると皮脂がついてきます。☆


私たちの皮膚表面は天然のうるおい成分で作られている「皮脂膜」で覆われ、外的刺激から守られています。
皮脂膜とは、水分(汗腺から分泌された汗)と油分(皮脂腺から分泌された皮脂)が混ざったもの。

この水分と油分の分泌量のバランスが良いと、ベタベタもカサカサもしない状態で、肌はもっちりするのです。

しかし水分の分泌量が少なく、皮脂が多いとバランスよく混ざらずに、余った皮脂が皮膚表面を覆ったようになります。


★脂性肌とインナードライの違いは?

脂性肌とインナードライは皮脂量が多いという共通点があるためよく間違われます。


ゴワつきがあり、肌が硬く、しなやかさもありません。夕方になるとくすみやすいという、時間が過ぎるとより肌状態の変化が気になりやすいのも特徴です。


★乾燥肌とインナードライの違いは?

水分不足は乾燥肌もインナードライも同じですが、乾燥肌は水分も皮脂も少ない状態です。

乾燥肌の場合は手のひらで皮膚表面を触っても皮脂はついてきません。さらに乾燥状態が進行するとインナードライ同様に皮ムケが見られるケースも、もちろんあります。

「皮ムケ」の大きな原因は「水分不足」。皮ムケしている場所にクリームをつけると、一時的に皮ムケしている角質が皮膚表面に一旦「接着」されるようになるので目立ちにくくなりますが、すぐに元に戻ってしまいます。

【インナードライになってしまう原因とは?】



★間違ったお手入れ

肌は乾燥すると保護作用で過剰に皮脂を分泌するケースが大変多いのですが、この状態を「脂性肌」と勘違いし、乳液やクリーム等のエモリエント成分が多く配合されているスキンケア製品を使用しないことがあげられます。

乳液やクリームが未使用だと、せっかく化粧水で与えた水分も保湿成分もすぐに蒸発し、また乾燥が進みます。

乾燥するとまた皮脂が過剰に分泌するという、悪循環が起こっているのです。


★睡眠不足

成長ホルモンとは、睡眠中に分泌するホルモンで、皮膚細胞を構成するたんぱく質の合成を盛んにし、細胞に栄養を与え、肌のダメージを修復する働きを持っています。

熟睡できて時間もたっぷりとれた翌朝の肌状態は、「やっぱり違う」、と感じた経験をお持ちの方も多いはず。

反対に、睡眠が不足すると成長ホルモンは分泌されなくなるため、肌あれなどの様々なトラブルが起きます。

★偏食

脂質の多いものの摂り過ぎは、皮脂を過剰に分泌する原因となります。おいしい食べ物はたくさんありますが、摂り過ぎに注意してバランスの良い食生活を心がけましょう。

★ストレス

ストレスが強くなると自律神経が乱れ、体に不調をきたすようになります。

皮脂の過剰分泌も症状の一つとして起こる可能性は大いにあります。

是非、参考にして冬を乗り切りましょう♪

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