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#17 心配かけないように我慢する子どもとそのパパママへ59のススメ

子どものメガネから観る親のすがた

「ママ、あの時そんな風に考えてたんだね。」成長した娘と、小さな頃の想い出バナシをしていた時の娘の言葉。


あー。娘に、「あなたはママにとって宇宙一大切で愛しているよ」って思っていることを言葉で伝えることって、本当に大切だなあと、改めて思ったのでした。


学校や部活、いまの時代だとデジタルコミュニーケーションツールを通して、コミュニティに属する機会がたくさんある。


その中で、例えば目に見えない言葉のナイフで心が傷ついたり、物理的に身体に傷ついたりして、「痛い」って感じたりすることがあるかもしれない。


同じ言葉でも受取りかたは、100万通り以上。それぞれにみ〜んな違うから、いろんなメガネをかけて受け取っている。


なので、もしそうして傷ついたときにどうやって自分の「心」と向き合っていくのかって、学校では「相談してね」って言われるけれど、きっと単純に割り切れるものでもないかもと思ったりする。


いまの世の中の流れとか考えると、働くパパママや子どもが何人もいる家庭のパパママや、それは専業主夫/主婦でも、働くパパママでも、一人っ子でも、兄弟姉妹がたくさんいても同じと思うのだけれど。


本当の子どもの心では「甘えたいな」とか「ねえ聞いて」っていう瞬間がある。でもね、そんな時に忙しそうにしてるママやパパのすがたを見ちゃう(前もこんなことあったなーと学習してる)と、「むむむ。甘えない方がいいかも」とか、空気を読んで「我慢した方が褒めてもらえるかも」って無意識にアンテナがピーンってなるのかも。


わたしもいつも使ってたなー「ちょっと待って」と言って、忘れちゃってずーーーっとそのままとか笑(多分あったと思うなあ)。「なあに?」と聞いて、耳だけで聞いて、頭では明日の仕事のこととか考えてたこととか。もう、大反省。


子どもとの時間軸をチューニングするコツ

そんな忙しい毎日のパパママを見てる子どもたちは、「うまく立ち振る舞う」技をつけていくのだけど、その「悩み」や「心の声」が命に関わることや生きる過程で「豊かさ」や「しあわせ」を感じる機会が減ってしまうとしたら、もったいないしきっとパパママの本意じゃないんじゃないかと私は思う。


じゃあどうしたらよかったかなと考えた。そしたら3つあって。


1つは、パパママにとって宇宙一大切で愛してるあなたであること。そのあなたが楽しく笑ってるのが一番であること(あ。特にキリスト教とかじゃありませんが笑)


1つは、悲しいことや辛いことがあれば一緒にそれを解決したいこと。そしてやりたいことやおもしろいと思うことがあれば、一緒に叶えていくよ。を、言葉で伝えること。


1つは、パパママも完璧じゃないから嫌な思いをさせていたらごめんね。うれしい気持ちや嫌な気持ちを、パパママもあなたに伝えるから、あなたも教えてね。


この3つを、毎日の暮らしの中で伝えるタイミングの場面で伝え続けることができるといいのかもと思う。


ちなみに、わたしは冒頭の娘からの「ママ、あの時そんな風に考えてたんだね。」という娘と話したあと、会うたびに「宇宙一愛してるよー」とか「ありがとうね♡」と言葉に出して伝えながら、むぎゅむぎゅとハグをしている笑。もう、二十歳近い娘だけど。


「はいはい、わかったー。うざい」と言われることもあるけど、結構うれしそうな顔をしてる娘を見て、にやにやしてる。そして、わかったことがある。「あー。わたし本当はこうやって、自分らしく子どもたちと関わりたかったんだな」って言うことを。すごく楽ちんに、自然体に、向き合えるいまを。


過去のわたしは特に、3つめを「やっちゃいけない」って思い込んでいた。どう言うことかというと、「カンペキ」な母親であるべきという勝手なわたしの鉄壁ルール笑があったのだった。しっかりした母親のワタシでいたかったんだと気づいた。本当は、ゆる〜い人間なのに「だらしない」とか「そんな自分はダメだわ」って子ども達の前で「無理」してたんだって。


大人を見守るコドモタチ

未就園児の頃から、学校までたくさんの友だちや大人たちに囲まれて生きている子ども達は、もしかしたら大人のわたしたちが忘れてしまっている大切なことを、毎日の暮らしの中で教えてくれているのかもしれない。


だからね、園や学校でのできごとを「親に気を遣って言えない」子どもは、パパやママに「パパママ、さみしいよ。甘えたいよ」と言うメッセージと一緒に、わたしたち大人に「パパママ、無理しないで。さみしいや甘えたいを出して」って言ってるのかも。


遠慮しないで、泣いたらいい

仕事をしていてもしていなくても、パパだけで、ママだけで子育てしていても、いろんな役割の人がいて、それぞれに毎日の暮らしがある。


だからね、家族や大切な人に「大丈夫じゃない」って言っていいんだよって思う。だってね、それを言えない時が一番じつは辛いから。


もしも辛かったり、寂しかったりしたら友だちの前でも遠慮しないで泣いたらいいと思う。心配かけるとか考えなくていいから。素直になって、自分も大切な人も信じて、思いっきり気が済むまで泣いたらいいと思う。


ワタシは子育て中に、ずーーーーーっとできてなかったなあと、振り返ると思う。「辛いな」「悲しいな」って心のアンテナがピーンと立ったら、我慢せずに号泣しよう。59(ゴウキュウ)のススメ笑


大人の背中で

仕事や家事、育児、趣味たくさんの関わりを限られた時間の中で、やりくりしている大人の背中は、子どもがちゃんと見てるとワタシは思う。


そして、宇宙一っていう自分の価値やパパママが等身大でがんばる背中を見たら、「わたし(ぼく)が我慢することはいいことなんだろうかあ」って自然と考えるかもしれないなって思うのです。


少なくとも、ワタシは過去の子育てでちょっぴり歪みかけた娘たちとの関係性に気づいて、約20年後から思い込みを外して人として向き合い、ベースにいつも「宇宙一の愛」を持つことに決めました(忘れていたことを思い出した感じ)


1回きりの「生きる」を、目の前のお子さんとの毎日が豊かで楽しい時間になるきっかけになればうれしいです。


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