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春の花の歌

桜の花はなぜこんなに私たちの心をとらえるのでしょう。桜前線なんていうものがあるのは日本だけだと思います。私はこの時期は新学期の準備に忙しく、あまりあちこちの桜を見て歩いたことはありません。体が動かなくなる前にあちこちに行ってみたいものです。今日あたりは、武道館で入学式のある学生たちが、千鳥ヶ淵の桜をバックに写真を撮っているでしょうか。

私も桜の花を待ちわびている人間です。最近の歌を復習すると桜と春の花の歌を紹介します。上手くありませんが、私の気持ちを受け取ってください。

おかめ桜の歌は、病院の玄関から、向こうの公園を眺めてよんだものです。15日間の入院で季節が変わりうつつあることを濃いピンクの色が教えてくれました。


  公園の周りに咲しおかめ桜 賑やか辺りに春の色


川に桜を植えたのは人々が集まって歩くことで堤を固める目的があったそうです。川や池に映える桜は本当にいいものです。よく行く公園には、池があって毎年言っているのに見るたびに嬉しくなります。また、花びらが池に舞い落ちる様子もいいものです。

   桜咲く池に映えるこの風景も 最後と思えば愛しくて

   川沿いの桜も大きくなったね 新しい街の桜吹雪

花に嵐のたとえあり、といいますが、今年は冷たい雨が多いように思います。冷雨に震える桜、冷雨の中見る人もなく散ってゆく桜。花見に良い日は中々ありませんね。

  花冷えで枝の桜も震えてる 明日の日差し夢見て眠る

  ひや雨に桜の花震えながら 路面にハラハラと散って行く

こぶしの花が、大好きです。「春が来たよ」と言わんばかりに咲くこぶしを見つけるととてもうれしくなるのは私だけでしょうか。木蓮ほど派手でなく、けなげに咲く感じが好きです。

  コブシの花咲く頃かとても好き 少しの寂しさそして期待が

今年はビオラでなくパンジーを昨年の秋に植えました。植えた時は寂しいくらいだったのが、今や元気に咲いてくれています。春真っ盛りという感じがして、元気になります。

  大輪の花を咲かせたパンジーよ 春がそんなに嬉しいのかい

  パンジーの今を盛りと花広げ 色々とりどり春の饗宴

植物や自然は私たちを元気にしてくれます。特に秋に球根を植えて咲くのを待っていると、芽がでて、膨らんで、花が咲いて… という感じです。

  太陽に向かって花を咲かしてる 草木のように前を向きたい

  今日咲いたラッパ水仙艶やかに 私に元気になれと開く

この時期は私の誕生日なので、母は秋に必ずチューリップの球根を植えてくれます。昨年の秋は私は庭仕事ができなくなっていましたので、母が痛い腰を押して植えてくれました。ありがたいことです。

  曇り空チューリップが咲いたから 今日の気分は青く晴れた空

  あかしろきいろチューリップが上を向く 誕生日の素敵なプレゼント


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