時々ペットショップへ立ち寄って
かわいい犬や猫を眺めます。
狭いガラス張りのゲージの中で、キョロキョロ歩き回る子や当たり前のように眠る子。

可愛いんだけど、かわいそうでもあり。
かわいそうなんだけど、癒される。

少し後ろめたい気持ちを、「いい飼い主さんに出会えますように」とすり替える。

とはいえ、結婚して初めて飼ったうさぎは、ペットショップで出会った子でした。
ゲージの中のその子は、鼻が少し傷ついていてそのまま治ったような形でした。
ゲージから出してもらうと、お店を走り回って、捕まらない。

１歳過ぎの男の子でした。

ちなみに我が家には男児が2人もいましたので、わざわざ男の子にしなくてもと思ったのですが。

初めてペットショップで動物を買ったので、その手続きに少しびっくりしました。
その動物の命を責任を持って預かるというような、署名をしました。

気持ちが引き締まりました。

もう10年以上前の話です。

続きます。