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ペンスタンドを買っただけのお話

1399円のペンスタンドを買った。
ペンを立てるだけなのに少しお高くないか?というツッコミもあるとは思うが、クリアで透明感があり、個人的にはとても気に入っている。
おすすめしてくれたAmazonさん、ありがとう。

なぜこれを買ったのかという正味どうでもいい話ではあるのだが、暇つぶし程度に聞いていただけると幸いである。

最近読んだ本の中に、鉛筆で文章を書くと達成率が42%上がる、と書いてあった。
だが、タブレットが主流の時代、紙に文字を書く機会はほとんどない。
かくいうわたしも、高レビューかつ高性能なスーパーアプリ、goodnotesを使っていた時期がある。(興味があったら検索してみてね)

InstagramやTikTokでこのアプリを使用している投稿主はよく見かけるのだが、まあ字の綺麗なこと。
指やApple Pencilでも文字が書けるため、わたしのような殴り書き専門家にとっては汚い字を高画質で突きつけられる結果になるのだ。
耐えられない!

さらに、タイピングで文字を書こうとしても、生粋の忘れやすさを兼ね備えるわたしは、見出しと内容の配置を整えよう、ここは違う表現の方がいいだろうか、と四苦八苦している間に書く内容を忘れてしまうのだ。
まるでダチョウである。

「それでも文章が書きたいんじゃ」
ブログやSNS、情報発信の欲に駆られ、あわよくばお金も稼げたらいいなあ〜と打算的な動機を抱えながらパソコンを前にする。挫折、、、
これをループしていたところ、さっきの本の一文だ。

小学生の頃に経験したであろう、読書感想文は地獄である。
でも、終わった後の開放感は凄まじいものがある。
あんな感じなのだろうか。
そんなこともあり、百均で一冊ノートを買った。

殴り書ける、消しゴムなんて使わない、間違えたら横線で消せばいい。
なんという開放感、なんという充実感だろう。
ブログ記事も、一度ノートに書きだしてからの方が完成が早かったりする。
鉛筆書き、最高!(チャンチャン🎵)

と、終わりそうな雰囲気になってしまったのだが、ここからあのペンスタンドさんが登場するのでもう少しお付き合いいただきたい。

三日坊主とはよく言ったもので、その究極形態であるわたしが文章を書き続けるのは至難の業なのだ。
考えに考えて、出した結論がペンスタンド。
いやなんでやねん、、、

でも、これが思いの外効果抜群で、1日に文章を書く頻度が格段に増えたのだ。
これはいろんなことに言えると思うのだが、何かを始めるときに一番しんどいのは最初だと思うんだよ。

だから、最初にどれだけのインパクトがあるか、これが重要。
朝起きるために爆音アラームをセットしておくことと同じだね。
ちなみにわたしは、即止めて2度寝、さらに3度寝もかますお眠り大好き人間。

ホテル部屋の机に、ペンが立ってたら触りたくならないだろうか。
意味もなく手に持って、いつ披露するかもわからない自作サインを書いてみたくならないだろうか。

そんなこんなで、今日も、わたしのペンは立っている。
グッジョブ!ペンスタンド!


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