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老いを考えるあーさん

親の終活

母がそろそろ62歳になる。最近癌治療をしたこともあり、母自身が「自分が死んだあとのこと」を考えるようになってきたようだ。

実家の資産

お金に関することはデリケートで聞きにくいことだ。でも母は快く実家の経済状況と管理している口座についても教えてくれた。
それは私自身も今の両親の生活レベルを再認識できたし、今後どういったところで親への援助が発生しそうかも考えることが出来たように思う。

実家に溢れる物について

5人家族だったとはいえ、実家にはたくさんの物で溢れかえっている。それは「物」を大事にする昭和の精神が悪い方向に働いているようにも見える。壊れたら直す、捨てずに繰り返し使う、そんな物への考え方でこの40年間蓄積させてきた結果なのかと。

そこで母の世代の考え方も尊重して、物を以下のように片付けていくことにした。
・100円ショップで売ってるもの(いつでも手に入るもの)
・その物の機能を失ったもの(破れた服・香らない石鹸など)
→該当するものは捨てる、該当せず捨てられないものはaかbに分ける
a:販売して現金化した方が自分にとって有益と考えられるもの
b:販売して手放すと後悔しそうなもの

断捨離を開始してみると

あれだけ物が捨てられなかった母が、aの考え方が斬新だったようだ。
昔の母が欲しいと感じて購入したブランド物の食器や服を売って、今の母が欲しいと感じているものを買う。そういうシンプルな発想に感銘を受けた?とか。

それからというものメルカリにハマり、写真の構図を考えるのが特に楽しいといきいき活動している。

早速効果は出ていて、物置部屋になっていた「旧あーさんの部屋」はゲストルームに出来るくらいにすっきりした。ゲストルームが出来たことで、弟夫婦が泊まりで訪れても快く受け入れることが出来るようになったとか。

おわりに

これからも引き続き母の終活を見守っていきたいと思います。
老後の生活は何か楽しみを作ることが大事なのかなと思うこの頃です。

そういうあーさんは最近少し体調が思わしくなく、家でまったり読書する日々を過ごしています。
やっぱり外で人と話さないと元気が出ません…!


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