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マレーシア旅行③ クアラルンプール

3日目


▻ バナナリーフ

今回、マラヤ大学に留学中の友人に泊めてもらっている。
大変お世話になりました。
その友人と共に、朝食にオススメのインド料理屋に行った。
マレーシアにはインド系の方も多いのでインドでなくとも本場の味が楽しめる。
友人達が一度は食べたほうがいいと教えてくれたバナナリーフという料理を食べることにした。分厚いバナナの葉っぱの上に、店員さんのローテーションで米、チキン、副菜が盛られていく。
カレーは三種類ありどれもスパイスの利いたおいしいカレーだった。

朝食のバナナリーフ

現地のカレーはサラサラで、日本のどろどろとしたカレーはかなり自分たち仕様になったものだと改めて実感。人気な事、おいしい食、固有の文化を各国がブレンドし,自分達仕様にすることで新たな文化が形成されるのだろう。
新規のアイデアにはやはりこういう混沌も大切。
多様化するべくしてしてきたのがこの世の理。


▻ KL Bird park

友人といったん別れ、バードパークへ。
マレーシアに来た時から、動物の豊富さが印象的だった。
バードパークにて南国の鳥を一斉に見学することにした。

客足は少なくゆったりとした時間を過ごした。
区画分けされている鳥もいたが、鳥はそこら中にいた。
鳥に勝手にあだ名を付けたりしながら、
たくさんの写真を撮ってパークを回った。
※遊びは個人的に楽しめればそれで十分だと思う。

距離の近い鳥
歩く足がかわいい鳥

フラミンゴや鶏、ペリカン、エミュー、ひよこ。
さまざまな鳥を見た。
パーク内には、野放しのクジャクがたくさんいて、シルクのように美しい羽を持つクジャクや求愛中のクジャクもいた。
野生動物は、欲望のまま求愛するが、それって意外にすごいことかもな!
と思ったり思わなかったり。

美しい姿
隻眼のエミュー

▻ Sultan Salahuddin Abdul Aziz Shah Mosque

Uberで40分ほど移動し、友人と再度合流。
(移動中寝てしまったが、今思えば起きてる方がいいのかも…)
マレーシアで最大規模であり、日本人にも人気のモスクを見学した。
通称ブルーモスクと呼ばれている。
国立モスクよりも何倍も大きく圧巻だった。
青で統一されたデザインと巧妙な模様が素晴らしかった。
学べる上にフォトスポットも多い一押しのモスクである。

洗練されたデザイン
巨大で圧倒される

ここでは、無料でガイドさんが案内してくれる。
ガイドさんは60歳よりも上の女性だったが、ボランティアで案内を行っているそう。
この役割を生き生きとされていて、
自分も誰かのために社会のために行動していきたいと思った。

一時間弱で内部を回りながら、イスラムの考え方を知り、多くのことを学んだ。過激な宗教と捉えられることもあるイスラム教だが、他人を思いやって奉仕するやさしい宗教であると分かった。

床も外壁もすべて美しい

▻ Nasi lemak

夕食では、人気の屋台にナシレマを食べに行く。
辛い食べ物が多いマレーシア。ナシレマもそのひとつであり、辛いソースと目玉焼きとチキンでご飯が進む。
(マレーシアにはたまごが多いなぁと思った。)
しかもこのボリュームで280円ほどなのが愛される理由だ。
まだ早い時間帯なので空いていたが、奥の方までテーブルを並べている最中だったので、夜は多くのお客さんが来店するのだろう!

ピリ辛でおいしいナシレマ

▻ Vertigo (ヴァーティゴ)

マレーシアに訪れた際には、絶対に行ってほしい場所がある。
それはRoof Top Barだ。
絶景を見ながら飲むお酒は格別である。

今回訪れたのはVertigo(ヴァーティゴ)。めまいという意味を表す。
意外にも混んでおらず、ラグジュアリーな時間を過ごすことができた。
こんなに美しい所だが、意外とすいている。
そもそも地元民は来ないと思うが、飲酒できないイスラム教徒が多いことも関係しているのかもしれない。
観光客が知られざるところであった。

KLの夜景
静かにそこに居る。ただ高揚するのみ…

絶景付きカクテルは一杯1500円で、
日本のbarと同じくらいだ。
(物価は1/3だがイスラムの影響で酒税は高い)
自分はモヒートを、友人はアップルビールを片手に、話をした。

日本人と外国人との違いについては特に盛り上がった。
彼らは、オープンで自己主張がはっきりしているが、時に他人を気にせず突っ走ってしまうところもある。羨ましさと同時に、日本人の間接的な優しさに誇りを抱く。
また、彼らは新しい情報に敏感であり、行動も早い。持っていて当たり前のSNSで即時に予定が決まっていく。


▻ 交通インフラ

移動にはtaxiを利用することが多かったが、
帰宅はMRT(鉄道)を利用した。
MRTは自動運転であり、紙広告やラックがない車内はきれいだ。
ホームは電光掲示板もなくシンプルでスマートだ。

運転手のいないスマートな電車内部
縦にホームがある

急成長だからこその、きれいさなのだろう。
既に構築されたインフラに新機能を付け足していくと複雑になるのは避けられない。のか…?
MRTのような海外の良さを日本にもどんどんと取り込んでいきたいが、技術力以前に様々なハードルがありそうだ。


最後に

KLCCは街全体が設計された空間で美しかった。
ペトロナスタワーのサイズとデザインに圧巻。
この場所は、世界でもトップレベルに都会としての機能が備わっている。

郊外でも汚れすぎていることもなかったので、
そういう意味でも日本人の移住先として選ばれるのかも。

KLCC公園

あと、llaollaoのヨーグルトはおいしい。



バナナリーフの店  Kanna Curry House Restaurant

KL Bird park

ブルーモスク

ナシレマの店  Nasi Lemak Bumbung

Roof Top Bar


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