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自分の得意なことって何だろう?



私が生まれて初めて
大勢の人の前に出る体験をしたのは、
4歳の時。 
   
ピアノの発表会でした。  
   
300名が入るホールのステージで  
中央に置かれたグランドピアノ。

4歳の子供にとっては
大きな晴れ舞台でした。
初めて触れたグランドピアノの鍵盤の感触  
ステージのライトが熱く感じたこと 
明るく照らされたステージに比べ
客席は暗かったけれど 
ざわざわとした雰囲氣なども 
覚えています。 

それから後も
ピアノをやっていたことで
たびたび人前に出て
演奏する機会を与えていただきました。

小学校高学年になると 
音楽の先生から  
『全体朝礼の時に体育館のピアノを弾いてごらん』
とすすめられ、
「乙女の祈り」
という曲を
全校生徒の前で
演奏したこともありました。

今思えば貴重な体験です。
機会を与えてもらって 
背中を押してくれた音楽の先生に
感謝ですね・・・(*^^*)  

子供時代の方が
新しい挑戦にもためらうことなく
チャレンジできていたかもしれません。

中学時代はバンド活動に熱中して 
ボーカルとピアノを担当していました。

年に一度の文化祭では 
体育館に全校生徒を集めて 
約700人の前で歌いました。

大人になってからでは
なかなか体験できないようなことです。

進学した高校は
合唱コンクールで全国優勝するような学校でしたので、音楽の授業も合唱の練習が盛んでした。 

校内でも合唱コンクールがあり、
大きなホールで年に一度、
クラスごとに成果を発表するのがならわしでした。
そこで誰がピアノ伴奏を担当するか、という話になるのですが、私がピアノを弾くことを知っていた担任教師のすすめで、伴奏を担当することになりました。

コンクール当日はペダルを踏む右足が
まるで痙攣をおこしたかのように
緊張のためガクガクと震えて
上手くペダルが踏めなかった記憶があります。右足だけが自分の意志とは違う勝手な動きをするので、まるで自分の足じゃないみたいな感じがしたのを覚えています。

幼少時から人前での演奏を体験していても、
合唱コンクールともなれば評価が伴うので、自分だけの問題ではないから、どこかで責任の重さを感じていました。

そうした体験があったからこそ
大学受験の頃になると 
担任の先生がピアノの実技試験で得意分野をアピールできる大学を推薦してくださって、無事に希望通りの大学へ進学することができました。
 
ピアノを習っていたことで
大学受験にも活かすことができたのは
大きかったです。

ちなみに大学受験の時は 
実技試験でピアノを演奏した直後に
『他に何かできますか?』
と別の表現を求められ 
咄嗟にアドリブで歌を唄いました。

12月だったのでクリスマスソングを・・・  
『では、"真っ赤なお鼻のトナカイさん"
を歌います!』 
って・・・(正しくは『赤鼻のトナカイ』)  
先生方の前でアカペラで唄いました。
   
社会人になってからは    
結婚式やイベントの司会業をする流れになり
やはり大勢の人の前に出ていく職業にご縁がありました。 
 
そんなこんなで
振り返ってみると 
人前に出て何かを表現することは 
私の人生に適度な刺激と緊張感を与えてくれました。

最近、自分の得意なことが
よくわからないという人が
増えているそうです。

色んなことを我慢したり 
見えないふりをしてきた結果 
氣づかないうちに 
ハートが望むことが
わからなくなってしまったり
自分の直感が
うまく働かなくなるそうです。

今やっていることは
本当に望んでいること?
それとも我慢して仕方なく?  

ただ言われるままに
無難に
流されるままに
行動するのをやめて 
 
時々、自分が何を感じているのか 
意識しながら 
他人の目線ではなく 
自分が我慢していないかを
一番の基準にしてみると  

『これをやっている時は楽しい』
『なぜかいつもやりたくなる』 
『昔から長くやってきたこと』 

というものがあることに 
氣づけるはずなので  
好きなことや得意なことを 
味方にできるといいですね✨

あなたの得意なことって 
何ですか? 

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