【四か月ぶりで家に帰りました】
きのう8月10日に退院しました。
4月5日に胸がとても苦しくなり、滋賀県立総合病院に緊急入院しました。心筋梗塞でした。退院予定の4日前、14日に脳出血で倒れました。突然のことでした。
治療のめどもつき、5月2日にリハビリのために済生会守山市民病院へ。車椅子に乗って転院したのです。そして8月10日に退院となりました。
秋隣り
大安よき日
家帰へる
昼は寿司屋に寄りました。病院では、完全に調理済みの食事ばかりです。食べたい食べたいと思っていた生ものの寿司とビール生中一杯を。日常生活に戻ってきたと実感しました。
ゆく夏や
ハンドタオルに
汗少し
台風の影響で、連日の猛暑がやや落ち着いていました。
家には、装具(補助具)や杖を置いて上がりました。まず、書斎に行きました。椅子に座わり、机にむかうと落ち着きます。居間では定位置に。ほっと安心です。
夕食には、豆腐とワカメの味噌汁が出ました。病院の朝食はパンだったので、四か月ぶりに飲みました。ああこれが家庭の味だ。ほんとうに家に帰ってきたのだ。
けさは、午前4起きました。リハビリの先生が作ってくれた自主トレのメニューをこなします。
夜が明けはじめたころ、坐禅を組みました。まだ涼しいので、二カ所の窓を開けて。
うぶ毛まで
秋の初風
まとひ去る
午前6時から、妻といっしよに散歩に出かけました。近くの生和(いくわ)神社にお参りしてからひと休み。木陰の続く道を。
1時間ほどでした。これを歩き通せるように、厳しいリハビリを続けてきたわけです。
こうして、新しい生活が、はじまりました。いままでは主治医や看護師さん、そしてリハビリの先生方の保護や指揮下の元で生活をしてきました。これからは、すべて自分で計画して実行する生活となります。
このことを楽しみながらやっていこうと思いました。
2023.08.11金曜日18.00
真の愛の語り部 川元一郎
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