見出し画像

私は残業しません

こんにちは。ゆいです。

日本企業に勤め始めて20年ほど経ちますが、先日「生活残業」という単語を知りました。

時間内で十分に完了できる業務量でありながら、わざと業務のペースを下げて残業を行う行為を、生活残業と呼びます

上記記事より引用

だそうです。基本給だけじゃ少ないと感じている人が生活のために意図的に残業することなんですね。今まで残業稼ぎなんだろうなと感じるような仕事をしている人はたくさん見てきましたが、社会に浸透している単語があったことに驚きました。
いくら自分が残業しないからとはいえ、私知らなさすぎじゃないか?w

社内でも先月○時間だったから今月は○時間残業できる、とかめちゃめちゃ調整して、やれるギリギリまで残業してる人もいるみたいです。朝一で「今日は残業するぞー」って意気込んでた新人くんもいました。残業って「したいもの」なの?「する」って決めるものなの?

今朝の朝礼では上司が「私用があるので定時きっかりですぐに帰ります」と申告しました。
ん?そんな一言いる?定時で変えるのが当たり前でしょ?と、1分1秒でも早く家に帰りたい私はすごい違和感を感じました。

私が勤めている会社は「残業時間が長い=仕事がんばってる」と捉えられがちな職場です。残業をしない人に大事な仕事は任せられない、と思っている人もいるみたいです。しかし本当にそうでしょうか?
決められた時間内に決められたことをやって帰る。本日中とかの納期に間に合ってないのに帰るとかは私でもナシですが、やることやって帰るって「がんばってない」んでしょうか?

残業しすぎて毎月の残業代(人件費)が高くなるので、完全月給制の管理職にしたほうが人件費が安くなる、なんて理由でAさんは管理職になりました。会社は経費としてのお金を重視しているので、Aさん自身に管理職の能力と器があるかどうかは二の次です。
生活残業のための超残だったのか、本人はがんばってるけど能力が低いので長くなってしまっていたのか、逆に能力がありすぎて業務が一人に偏ってしまっていたからAさんだけが超残をしていたのか、はたまた私には予想もできない理由なのか、詳細はわかりません。(部署が違うので)

生活残業ではなく、純粋に仕事が終わらなくてする残業だけでは安すぎて生活していけない、と退職を申し出る人もいます。男性の場合だと会社としては辞めてほしくないため「給料あげるから考え直してくれ」と訴え、次の職制で完全月給制の管理職に昇格させます。退職後の職場が決まっていない人はかなりの確率でこれに引っ掛かるので、役職のないペーペー社員より、係長以上の管理職が部内の半数以上を占める(ホワイトカラー部署のほとんどが)というおかしな職制が出来上がってしまっています。

なんかグチっぽくなっちゃってすみません…。

残業のような目の前の「時給」で稼ぐより、時間内にぱぱっと終わらせて結果を出せるような仕事の仕方をした方が、今現在のお給料は少なくても、後々昇給したり管理職になれたりと成長するスピードは早いと思います。自分の仕事の処理能力や、時間内に仕事を終わらせるスケジュール管理を含む自己管理能力が上がる。昇給昇格すれば結果的に「時給」も上がります。

ちなみに私はここ数年残業していません。上司にがんばってないと思われるのも平気です。お給料に反映されてなくても私のスキルを見て評価してくれている人はちゃんと存在しているので。これからも定時きっかりで笑顔で「お疲れさまです」と言って真っ先に帰り、自分の自由時間を謳歌したいと思います😊


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?