見出し画像

人は無能にも有能にもなれる

毒親に育てられた夫と暮らす妻
幸せパンダです。
職場で人っておもしろいなと
考えることがあったので今日は
その話をします。

私の上司Aさんは女性でバリバリの
キャリアウーマンです。
そのAさんの部下にBさん(男性)が
配属しました。
Aさんは少しだけこの職場に先に
きていたのでBさんに仕事を教えて
います。
配属されて数日経つとAさんはBさん
のことで怒っています。
Aさんはすごく真面目で仕事に真剣に
向き合っています。
誰よりも率先して動き、報連相も
しっかりして将来昇進も間違いない
人ですが、Bさんの職務態度が気に
いらないらしく、とにかくBさんの
ことになるとイライラをしだして
しまいます。
私はBさんと直接仕事をすることが
なかったのでわかりませんが、Aさん
は自分の高みをBさんに強要している
んじゃないかとはたから見て思って
いました。

Aさんと私は仕事でよく絡むので
仕事を教えてもらうこともあった
のですが、上司のAさんのやり方に
納得できない部分があって一時私の
中でAさんが嫌な時期が正直ありました。

できるだけさけてそっけない態度を
とる日もありました。
私の中で職場で駄目だと思う部分が
目についてしまって言おうか言わまいか
私の性格の場合後先考えずに要望だけ
言いがちなのですが、ぐっとこらえて
自分はできているのかとまずは自分の
仕事を自分で評価しできていない部分を
改善したり、新たに目標を作ったり
自分のできることを見つけたり、そう
して自分を変えていくことに集中
しました。

するとなぜかAさんをさけていたい
自分の気持ちはどこかにいなくなり
Aさんとコミュニケーションをとり
仕事の相談も自分からできるように
なり、ある程度ですがAさんの仕事の
やり方に寄り添えるようになったの
です。

私にかけていたのは目標だったの
かもしれません。
目標もなく惰性で働いていると職場の
悪いところばかり目についてしまって
不満ばかりたまっていました。

でも考えを改めて、自分にできることで
少しだけ上の目標を1つ決め、もう1つ
は永遠に高みを目指すような長い
道のりになる目標を決めました。
すると少しだけ上の目標が達成し
次の目標を決めている時にもう1つ
の高い目標があるので喪失感を
感じにくく、また次の目標が決まれば
両手が塞がり、自分で精いっぱいに
なってちょっとしたことに目をむけ
ていられなくなりました。

もちろん小さなことを変えていくと
やがて環境がかわり良い職場が
生まれるのですが、気持ちがどうかが
問題で、これを自分で変えようとも
せずにただイライラして文句をいって
いるだけだと周りにも迷惑がかかり
ます。

変えたいなら本腰を入れて相談、計画
、実行を自分が主体になって最後まで
しなければいけないのです。

話は戻りますが、そのAさんが異動が
決まり、勤務最終日にBさんの明らかに
変わった様子をみて私はびっくりしま
した。
猫の手も借りたいくらい忙しい日
なので雑用をしているのですが
歩き方もいつもより俊敏だし、次
何をするべきか歩きながら次の
行動に目をむけていました。
いつもは歩きながら次に何を
するべきかわからないか考え中
という感じです。

その日は大変忙しい日だったのですが
AさんはBさんに雑用をおいてこの
仕事をしてくださいと通信機で話を
するので何十人もの従業員が聞いて
います。

男女差別ではないですが、Bさんは
いつもAさんにいろいろ言われて
嫌だろうなと勝手に思っていました。
年下のしかも女性の上司に指示されて
扱いも雑だし名前だけの役職で
仕事は惰性でやっていると風な
態度だったのでてっきりそうかなと
思っていたら、Aさんがいなくなった
日、散髪をして朝からはりきっていた
のです。

まぁおっちょこちょいなところは
まだまだなおっていませんが、やる気
が違う!
なんせ散髪をしてこの寒い冬なのに
短めに切っていたし本人の顔も
目つきも違いました。

人は変わるものですね!
頼りないBさんはもういません!

これからBさんはばりばり仕事を
してくれると思います。

Bさんをだめだめな人にしていたの
は明らかにAさんでした。

Aさんは悪い人ではありません!
仕事に真剣に向き合いすぎてその
情熱をBさんに注ぎすぎたのです。

Bさんに説教をする前に自分に
できることが他にもあったのに
Aさんは上の職務ながら雑用もして
いました。
私はAさんにはもっと重要な仕事を
してほしかったのです。
雑用は私たちに任せて、その職務で
しかできない売上があがることや
システム自体を変えることやもっと
違う何かを期待していましたが、
移動先は誰もがうらやむ職場です
のでそこでの活躍を期待しています。

最後の挨拶で5人くらいでプレゼントを
渡して挨拶をしました。

感謝の気持ちを伝えるとAさんは
目頭に涙をためて生きがいが無くなる
とこの職場をそんなに愛してくれて
いたのだなと私も感激しました。

Aさんの上司のCさんは人事権は
ないはずなのに、職場の空気が
悪くなる人はなぜかどこかにいって
しまうのです。
Cさんはいつも従業員一人一人に
挨拶をしてくれるしいつも感謝の
気持ちを言葉にしてくれます。
雑用もするけれど改革もしてくれて
私たちを大切に思ってくれている
ことが伝わり、何より仕事で失敗して
も怒りません!
もっと怒ってもいいんじゃないかと
思いますが、怒らないけれどよく
してくれているのでみんな怒られない
ようにがんばっているというか大きな
失敗をするとCさんがその上の人から
怒られたりとばされたりするのが
怖くて仕事を頑張ろうとしている
ように感じます。

怒るって無意味だなと考えさせら
れるのですが、なかなか家庭でも
仕事先でもCさんのようにいるのは
難しいですね!
まぁCさんもイライラしている時は
あるのですが、あくまでも私達では
なくその上の上司や会社の体制に
ついてなのですが、私達に不満が
あっても絶対見せないようにして
います。

今日も私は自分の出来ることを
精一杯します。
私の取柄は真面目なところですので
真面目に豆にコツコツと頑張ります。



よろしければサポートお願いします。 いただいたサポートはこども一時預かり時に自然派のおやつや食べ物の提供などに使わせていただきます。また預かったお子様と遊ぶ時の折り紙や工作製作の材料費としても利用させていただきます。