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【ブログ】読書が続かない理由。

中小企業診断士は「常に自分をアップデートする」ことが求められる職業であり、そのためには読書や情報収集は欠かせません。
 

私の尊敬する上司(中小企業診断士)は、毎月5,000円必ず読書に使うと決めており、それを実行しているそうです。

私も一時、それを真似して、毎月5,000円本を買っている時期がありました。
 
 

その結果は…
 

インプット 「ゼロ」
アウトプット「月5,000円」
 

という散々な結果を招きました。

 
 
 
またある時には、「図書館に行って10冊借りれば、1冊くらい読むだろう」と思い、図書館に行く毎に10冊を借り、2週間後にそっくりそのまま返却するという一種の筋トレをしていた時期もありました。。。
 

学生時代、寝る前にONE PIECEを読んでいたせいか、「本を開くと眠くなる」という体験を身体が記憶し、生理現象が起きてしまう体になっているのかもしれません。
 

中小企業診断士としては恥ずかしい限りではありますが、決して本が嫌いな訳ではありません。いや、むしろ、本は好きなんです。
読めば必ず新しい発見があるし、調子が良ければスラスラ読める時だってあります。

 
 

では、意識が遠くなる時とスラスラ読める時との違いはなんだろうと思い、改めて振返ってみました。
 

【意識が遠くなる時】
・他人からお勧めされた本を読むとき
・読まなければならないというマインドのとき
 

【スラスラ読める時】
・好きなマンガを読んでいるとき
・自分の興味と内容が合致しているとき
 
 

意識が遠くなるときは、寝ようと思うほど寝られなくなるように、読もうと思うほど読めなくなってしまいます。逆にスラスラ読めるときは自分の興味が向いている時であり、読んでいるうちは時間の感覚がなくなります。
 
 

ここまで来れば皆さんもうお分かりだと思いますが、「読むこと」自体が目的になっている読書は続かないということです。
 

特に私の場合、取引先の社長さんに相談され、「なんとかこのヒトの力になれないかな」というマインドの時には、いくら時間がなくても本を買ったり借りたりして知識を付けようと思います。
 

つまり、目的が「取引先の悩みを解消したい」であり、その手段として「本を読んで知識を付ける」ということになります。
 

目的と手段が合っていなければ、課題は解決されないとよく言ったもんですが、読書についても「目的に合った読書」が必要なんだと思います。

 
そう自分に言い聞かせて、今日もそっと本を閉じる私でした。


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