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社会をつくる「2割」の人間でありたい

「パレートの法則」という言葉を聞いたことがありますか?
「2:8の法則」ともいわれるビジネスの法則です。

●顧客全体の2割にあたる優良顧客が8割の売上をもたらしている
●組織全体の2割にあたる従業員が8割の売上を作っている

全システムのうち2割の原因がトラブルの8割を構成している

このようにビジネスに関する事象はこのパレートの法則が当てはまりますが、なぜ2割なんでしょうか?これには「イノベーター理論」が関係していると思います。

イノベーター理論とは…

アメリカの社会学者エベレット・ロジャースが1962年に提唱したもので、新しい概念・習慣・革新的な新製品や新サービスの市場浸透に関する理論。
革新的な商品が生まれ、世の中に普及していくまでの過程において、顧客を「イノベーター(革新者)」、「アーリーアダプター(初期採用者・初期少数採用者)」、「アーリーマジョリティ(前期追随者、初期多数採用者)」、「レイトマジョリティ(後期追随者、後期多数採用者)」、「ラガード(遅滞者、伝統主義者)」という5つの集団に分類して考える方法で、マーケティング戦略を練る際によく使われる。

ポイントはこの割合で、「イノベーター(革新者)」が2.5%「アーリーアダプター(初期採用者・初期少数採用者)」13.5%となっており、合計すると16%であり四捨五入すると「2割」になります(ちょっと無理やり感?)。

実際の職場や会社組織を思い浮かべてください。

真の意味で「新しいことにチャレンジできる人」って2.5%くらいじゃないですか?そして、それを「面白い!」「いいですね!」と言って、協力してくれる人が13.5%で、あとの人たちはとりあえず様子見。

「自分たちには関係ない」と思っている人が多数を占め、チャレンジする人に対して文句だけは一丁前の人も。。。

私は、今のところ「イノベーターを目指すアーリーアダプター」として、常にどんな場面にいてもこの2割に入れるようにアンテナを張っていきたいです。

文句を言うだけじゃなく、社会をつくる「2割」になるための行動を。


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