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音楽大好きっ娘の進路とは

自分の人生、どこまで遡ろうかなと考えた時、高校卒業後の進路を考えた時のことが浮かんだ。
私は中学の頃、美術部の友達の影響でユニコーンというバンドにどハマりしていた。
今思えば、どこにそんなお金が?(お年玉を貯めてたんだろうな)というくらいに、CDも本もビデオも雑誌も全て持っていたし、毎日ニヤニヤしながら本やビデオを見たり、ラジオを聞いている完全なるオタクだった。
ユニコーン以外だと、X JAPANや B'zも好きだったし、その当時はレンタル店でCDシングルを何枚かレンタルして、カセットテープにダビングしてよく聴いていたなぁ。
(そんな時代を知っているから、今amazon musicで聴きたいアーティストや曲を検索すれば、ほとんどの曲がすぐに聴けるのが、本当に幸せ!最高!と思う。)
私はとにかく音楽が好きな子だった。
でも中学3年の9月、ユニコーン解散の発表を知り、めちゃくちゃショックで教室でも泣いてしまい、クラスメイトに心配された思い出。。

高校生になると、切り替えの早い性格の私は、TVでDAYDREAMを歌うYUKIを見てジュディマリにハマった。
そんな私が進路について考えた時、漠然と何か音楽に関わる仕事がしたいから音楽の専門学校に行きたいな✨と音楽系の雑誌に載ってたどこかの専門学校の情報を見ながら胸が躍るような感覚になった。
でも、すぐにそんな気持ちを掻き消すように「うちはお金がない」という、母の口癖が頭に浮かぶ。
こんなこと言えるわけないよな‥どうしよう。
それに、「両親からも高校卒業したらどうしたいの?」とか聞かれたことは一度もない。😱

ちなみに、大学に行くという選択肢は私の中には一切なかった。勉強が嫌いだったから。

その頃くらいから、親とのコミュニケーションがあまり上手く行ってなかったのもあったし、友達も少なかったから、視野が狭くて選択肢も全然なかった。
本気で専門学校に行きたいと思ったなら、自分でアルバイトして学費稼ぐとか、どうにかできたんじゃないの?と言われるかもしれないけど、そもそもどうしても音楽の専門学校に行きたい!というわけではなかった。
具体的なものは何も決まってなかったから。
とにかく音楽が好きなだけだから。

で、私はあっさり自分の気持ちに蓋をしてしまった。
ぼんやり無気力な感じで、とりあえずフリーターになったが、持ち前のフットワークの軽さで、すぐに近所の総合スーパー内にある衣料品店でアルバイトとして働き出した。

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