見出し画像

私がレズビアンだと気が付いたきっかけ。Part②


どうも、ペッピー氏です。皆さん、いかがお過ごしでしょうか😶

私は、明日が転職先での初勤務になるので、不安で仕方ありません😮
この不安をかき消す勢いで、今回の記事を書いています。
今回も、そんな臆病な私ですが、皆様が拝読してくださると嬉しいです。

さて、前回に引き続き、私がレズビアンだと気が付いた経緯・きっかけについてお話していきます。

初めて、お読みになる方は、意味が分からないと思いますので、前回の記事をお読みくださいませ。
※下記のリンクになります。

私がレズビアンだと気が付いたきっかけ。Part①|ペッピー氏 (note.com)

前回の記事のおさらいを少しだけ、、。

職場の上司(Hさん)に好意を抱きつつも、「好意」ではなく「憧れ」を履き違えてしまっているのだと、自分を納得させることにしていた私。

そんな私の職場に、レズビアンの女性が訪れることが決まり、自分の想い・当事者の方に対する疑問が鳴り止まないまま、
私は初めて、レズビアンの女性にお会いすることになるのでした。

という感じで終わってしまいましたね😶

20歳の時の私が、この経験を経て、
どのように感じ、自らの人生にどんな影響を与えたのか。
そんなことを思い出しながら、振り返っていきたいと思います。


初対面。予想とは全く異なる女性だった。

当時の私は、職場の研修でしか、LGBTQを聞いたことしかなく知識の浅さ故に、勝手な偏見があり、
女性が好きな人は、ボーイッシュな感じで、正確もきつそう。
このように予想していたのです。


そして、いざ対面の時がやってきました。

あれ?綺麗な女性が来たのだけど、、、。

そうなんです、私の予想とは真逆の
髪の長い、お化粧が素敵な年相応の女性がやってきたのです😶

女性しかいない環境の中に、女性に恋愛感情をいだいてしまうレズビアンの方が来られた場合、

私の職場は恋愛をする場所ではなく、寧ろ、自身の行いに対して悔い改める場所ということもあり、他の方よりも配慮する必要性が高いです。

そういうこともあって、彼女(今回は以後、Rさんと記載)と話す機会は沢山ありました。

一体、ストレートの女性と何が違うの?

Rさんと話しても、普通の年上の女性と話しているという感じで、

セクシャルマイノリティーだからと言って、普通の女性とは違う。そんなことは、一切感じなかったのです。

Rさんは、女性のパートナーがいる方らしく、実際に、パートナーの女性(この方も、Rさん同様に一見するとストレートな女性に見える)が、何度か来訪していました。
嫌なこと、許しがたいことをしても、パートナーとして支え合っているんだなと感じました。

Rさんが来てから、数日後に、
二人きりになった時が何度かあり、その時に私から、

  • いつから自分がレズビアンだと気が付いたのか

  • パートナーとの出会い

  • レズビアンで社会的に困ったり、不快に感じた経験

等を無理のない範囲で聞かせてほしい。とRさんにお願いをしたところ、了承してくださり、お話してくださいました。


Rさんのお話。

Rさんは、学生時代に、周りの女子たちの
「〇〇君、かっこいいよね、告っちゃいなよ。」
いわゆる”恋バナ”の気持ちがよくわからず、特に男性に対して嫌悪感はないものの、確実に

自分は、男性を好きになることはないだろう。

と感じていたみたいです。

そして、高校生か大学時代(記憶が曖昧)に出会った、先輩に、気が付けば”好き”という感情を抱いてしまっていた。

でも当時は、LGBTQ等という言葉はなく、おなべ・おかま等、差別的な用語しか世間一般で知られておらず、Rさんは

  • 自分は女性でいたいのに、女性が好きだからという理由で、男性的に扱われたくない。

  • そういう風に扱う世間も嫌だ

  • 自分も男女の恋愛のように、堂々と女性と恋愛できない事が歯がゆい

と思いながらも、世間から腫れ物に扱われるのが嫌で、好意を伝えることなく、先輩とは時間の流れで交流がなくなったそうです。
これがRさんの初恋、失恋。

そして今のパートナーとは、社会人になった時に、レズビアン専用の掲示板で出会ったそうです。

ネットの出会いとか怖くなかったのだろうか?

Rさん曰く、当時は女性が好きであれば、男性として扱われる時代だったので、周りに好きな人ができても、

自分の想いを伝えて、周囲の環境・自分を傷つけたりする方が怖かった

ために、ネットで探したり、レズビアンバーに通いまくる日々を、
やけくそになりながら過ごしていた最中に、パートナーと出会い、結ばれたそうです。

Rさんが私にかけた言葉

一通り聞き終えて、内容が私の想像よりも遥かに重かったので、私から
不快な思いをさせてしまったら申し訳ないです、と謝罪をしたのですが、Rさんは、

「いや、普段はこんなこと話せる相手もパートナーしかいないので、懐かしい気持ちになれたたよ。」
「寧ろ、真剣に聞いてくれて、なんか普通に嬉しいよ」

と少しはにかみながら、私に言いました。

そして、Rさんが、「お姉さん(私)は、職業的にノンケだと思うから、参考にならないかもしれないけど、、、。」と
前置きを置いて、私にこう言いました。

「自分の想いを押し殺して生きていくなんて、私には無理だった。」
「それに気が付いてから、やけくそになりながらも、自分の気持ちに素直になって生きはじめて、

そしたら、少し世間で息しやすい、というか自分も他の人とそんなに変わらないことに気が付きました。」

「お姉さんもこれから、人生に関して色々不安もあると思うけど、行動してみないと、ずっとその不安は自分にこびりついて離れないから、、、
かっこいいこと言えないけどさ、
気楽にいきたらいいんです。何事もどうにかなりますよ」


これ以上、自分に嘘をつき続けるのはやめよう。Hさんに対する想い。

5年ほど経った今、もうRさんの顔も名前も思い出せませんが、当時この言葉をかけられたときの
私の胸の苦しさは、今も鮮明に覚えています。

第三者的な視点で、今こうして当時の私を振り返ってみると
「好意」と「憧れ」を履き違えていたのではなく、

女性が好きになってしまう自分を認めたくなかった。

のではないか?と思います。というか確信してきました😶

それからは、自分が女性しか好きにならないことを自分自身で認めるようになり、周囲にレズビアンということを伝えていないので、
未だに若干肩身が狭いですが、以前よりも、気が楽に日常を過ごすことができています👍

結局Hさん(私の初恋相手)とは、Hさんも勤務場所が変わり、私も転職で上京することになり、殆どやりとりもありません。

Hさんのお子さんが生まれた際に、一度だけHさんの自宅に行き、会いに行ったのですが、家族との写真、赤ちゃんのおもちゃ等があって

幸せに暮らしているんだな、と思う反面、

私の好きというこの気持ちは一生、届かない。
とも感じて、自身の気持ちに区切りをつけることにしました。

なので、私がHさんに抱いていた好意、この胸の苦しさは、私しか知らないまま、幕を閉じたのです。

【最後に】これからも私の人生は、望んでもいないのに勝手に進んでいく。

Part③に分けようとも試みたのですが、Rさんとの会話を経てこその、今の自分なので、それを分けることができませんでした。
長くて申し訳ございません🙇‍♀️

私の初恋は20歳。
男女の恋愛にしても、レズビアンとしも、すごく初恋が遅かった。
パートナーもいないし、これからどうなることやら。一生独りかも。。。

最後、体裁のいい言葉で締めようとしましたが、眼鏡陰キャにはそんなことできませんでした。

正直、期待・希望よりも、
不安・心配喜んで!といった溢れんばかりのマイナスな気持ちは盛り沢山🤦‍♀️

そんな私も、自分の想いに気が付き自分を認めながら、勝手に流れる日常を毎日生きています。

こんな私みたいな、根暗なレズビアンもいるのです。
おこがましいかもしれませんが、皆さんに元気を与えられれば、、。とか思ったりもしながら、書いています。

最後に、皆さん3,000文字の長い記事を読んでくださり、
大変ありがとうございます🙇‍♀️

一応、Twitter君(百合オタ全開なので閲覧注意)では、性癖全開、
この記事で発言したとおり、自分に素直に生きている(意味合いが異なりますが😂)ので、感想・質問・ネタ?等がありましたら、送信してくださると、

嬉しさのあまり、眼鏡が割れてしまうかもしれません😎

全ての方が、過ごしやすくなるような環境になるといいな、、。と思いながら、新しい職場の準備を進めてきますね。

またお会いできればと思います。
暑い日が続きますので、体調に気を付けてくださいませ。それでは🙌

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?