続けること。または洗った足をまた突っ込むこと。

よく言われることだけれど、成功するための（売れるための）一番確実な方法として「成功するまで（売れるまで）続ける」という法則がある。

好きなことを仕事にして生きていくことはもちろん簡単なことではないけれど、好きなことを趣味として続けていくことも、また同じくらい大変なことだと僕は思う。とくに年齢を重ねれば重ねるほど。

大人になると仕事やプライベートなどお金や時間が必要なことがどんどんと増えてくる。そうすると例えば、それまで月に2〜3回行っていた登山が月に1回行けなくなり、半年に1回、一年に1回。気がつくと、この前いつ行ったっけ？なんてスマホのアルバムをさかのぼったり、インスタで自分のむかしの投稿を眺めたりなんかしたりする。

そしてあるときふと気づく。あ、もう自分はあの場所にいないんだ、ということに。

なんて感傷にひたっているくらいなら、今すぐに山を登ればいいのだ。そんな簡単じゃない、なんて言葉は無視してしまえばいい。

続けることは大切だ。でも続かなかったら、またはじめればいい。洗った足をまたすぐ泥だらけにした子どものころのように。