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【3冊目】植物図鑑

こんにちは、もしくはこんばんは

はらまきです

天気の悪い週となっておりますが
皆さんお変わりなくお過ごしでしょうか?

僕は靴下の湿気に耐える毎日を過ごしております。

さて、そんなちょっと息苦しい日々が続いておりますが
本日も本の紹介やっていきます。

今回紹介するのは・・・


植物図鑑


です!

と言っても、図鑑ではなく、そういうタイトルの小説です。

ぜひですね、この本は

恋愛をしたいが
恋愛ってなんだっけ?
と感じている層にオススメしたい


です。

最近流行ってるじゃないですか
マッチングアプリ

MMD研究所という民間の企業の調査によりますと
20~49歳の男女10,000人に

「恋人を探したことがあるか」

調査を行ったところ

7,279名が
「恋人を探したことがある」
と、回答したようです。

さらにその内の12.8%が
「マッチングアプリ・サービス」を手段にしている
と、回答したようです。

意外に少ないなーと思いましたが
「使ったことがある」
だと、もっと高い数値になるかもしれませんね。

そんな、恋人探しの代名詞となっているマッチングアプリですが

もちろん(?)私も利用したことがあります

ただ、あれ、目的変わってきませんか?

最初は恋人探しだったのが、いつの間にか

「自分はどれだけモテるのか?」

みたいなのを確認するのが目的になってきませんか?

「いいね!」数や「マッチング数」で
自己肯定感を刺激することが目的になる仕組みになっている
気がするんですよねえ・・・

ただやっぱりユーザーは
「いい恋愛をしたい」
という気持ちから始まり、どうにか現状打破したいわけですから
思い出して欲しいんですよね

「恋愛という感覚」を!!

(今年32歳独身男の心の叫び)


せっかく行動を起こしたのに
目的を見失ってはもったいないな、と思います


なので、2回目になりますが

この本を

恋愛をしたいが
恋愛ってなんだっけ?
と感じている層にオススメしたい


というわけです。


この本の概要になりますが、
いわゆる落ち物系です

ある日空から美少女が降ってくる

みたいなやつです。

ただ、この本はその”男版”です。

行き倒れになっていたイケメンをOLさんが拾い、
同棲を始めるというお話です。

この二人の距離感がもどかしく、
なかなかお互いの気持ちのを伝えることが出来ない状態で同棲が続きます

そんな中で、あることをきっかけに口論になるわけですが、

ついに主人公のOLさんが・・・!

という流れで、その後お互いの気持ちを確かめ合ったと思ったら


突然のイケメンの消失


落ち込むがイケメンを忘れられないOLさん


この話どう収束するの・・・


以上がおおまかな流れになります。


なぜこの本をオススメするかというと

このイケメンが
凄い人を惚れさせる能力に天然的に長けていると言いますか

恋愛ってやっぱ、
永遠に心に刻み込まれるような思い出だよね。

っていうのを思い出させてくれるんですよね。
(今年32歳独身男の心の叫び)

マッチングした、マッチングしない、で
一喜一憂してる場合じゃねえなってわけですよ
(そこから始まる恋愛ももちろんありますが)

マッチング相手と上手くいかなかったけど、
また見つければいいや!
とか、そんなメンタルで臨むものじゃねえよなってことなんですよね。



最後になりますが、
物語冒頭から終盤まで出てくる

「雑草という名の草はない、全ての草には名がある」


というセリフがあります。
これがこの本の主張なのかな、と思います。

普段気にも留めなかったような存在も
実はとっても意味があるものなんだよ

ということを教えてくれる言葉だなと思いました。

主人公のOLさんも
道端に倒れてるイケメンに話しかけなければ
この物語は無かったわけですしね。

どんなに些細なことだったとしても
そこにある意味に気付くことが出来れば
きっと人生はとても豊かになるんだろうな

と、思わせてくれる作品でした。


それでは皆様ごきげんよう!

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