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【古民家モノづくり #19】1万円以下!特別な工具無しでダイニングテーブルを作る

キッチンのDIYは、フローリングのニス塗りが終わってひと段落。。。と思ったんですが、『キッチンに家具が何もなくて殺風景だし、最低限テーブルとイスは欲しいよなぁ。。。』ということで、ダイニングテーブルを作りました。

注)このダイニングテーブルを作成した当時は、古民家専門の遺品整理事業や、アップサイクル品の販売をする以前なので、「なるべく安価で手に入りやすいもの」を選んで作成しています。今だったら、古材をバンバン使って作りますし、テーブル脚も余った鉄材で作ると思います(笑)。


材料は全てホームセンターとネットで揃えられる。

⚪︎木材

材料はホームセンターでも割と見かける『無垢の床板杉材』。場所によっては、「カフェ用 床板」とか書かれているかもしれません。購入当初は、1枚1000円しなかったのに、今は倍以上する。ウッドショック&コロナショックよ、恐るべし(汗)。

大きめのホームセンターでは割と置いてある「カフェ用 床板」

丸ノコを使って自分でカット(1.5メートル)していますが、ホームセンターでカットサービスをしているとこが今は多いので、店員さんに言って切ってもらうといいと思います!

⚪︎アイアンの脚

脚部分はネットで販売されてるアイアンのもの。当時は溶接技術を身につけてになかったので、購入してます。元々、ビス穴が空いているので、インパクトドライバーで固定するだけという、とても簡単なものです。しかも4本で6000円以下。安い!!


今だったら、パイプや鉄材が手元にあるので、溶接して作ります。今後はそういう話もアップしていきます。。。話が逸れました(笑)。

作り方

⚪︎本当はこう作ります。

本来は、杉板を『ジョイントカッター』と呼ばれる工具で穴を掘り、堀った穴にピッタリはまる専用の木材『ビスケットジョイント』を、木工ボンドでしっかり塗って差し込み、繋ぎ合わせます。

そして、しっかり接着できるように「万力」を使って、ギュッと引き寄せてから時間を置いて固定します。

⚪︎特別な工具が無いので、あるもので何とか作る!

しかし、当時はジョイントカッターはまだ手元に無く、そして万力も無いので、車のルーフキャリアに使う『荷締めベルト』を使って引き寄せて、固定しました。無いなら無いなりに、他のものを使ってどう作るかも大事です(笑)。

ベルトを使って引き寄せる。


木工ボンドももちろん使い、それだけでは強度が弱いので、20ミリの角材を後ろからビスで固定しています。

裏面を見るとこんな感じです。


もし、荷締めベルトが無かったら、木材の間にしっかりボンドを塗って、手でしっかりと寄せた状態で、ビス固定したら問題ないと思います。

表面には保護剤の代わりとして、オリーブオイルを塗っています。

⚪︎保護剤としてオリーブオイルを使用

オリーブオイルは性質上、乾きにくいので、「少量を布に含ませて塗る」を繰り返し行いました。その辺の話は、下の記事で書いてますので、見てみてください↓


材料費1万円以下で作成。

2年以上使ってますが、割れたりもしていませんし、強度は大丈夫です。特別な工具がなくても、今あるもので、考えてやれば何とか作れます。ぜひ、試してみてください!


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