原田マハ

原田マハです。1食入魂。日頃の、旅先の「あれ食べよう」をつづります。

原田マハ

原田マハです。1食入魂。日頃の、旅先の「あれ食べよう」をつづります。

マガジン

  • MAHA FooDiary マハふ〜ダイアリー

    原田マハ撮影の写真と一緒に、食にまつわる日々をつづった「MAHA FooDiary マハふ〜ダイアリー」(毎月3回配信)です。 ※掲示板でのご質問などにはお答えできません。 ご了承ください。 すべてのコメントは大切に読ませていただきます。

  • やっぱりあれ食べよう。

    旅先で出会った「よろずうまいもん」を書きつづけてきた原田マハによる、エッセイ「やっぱりあれ食べよう。」(毎月一回配信)の連載です。 2022年7月末に、京都にオープンするセレクトショップ「YOLOs よろず」のお話を中心に、最近のうまいもん、忘れられないうまいもんをつづります。 ※掲示板でのご質問などにはお答えできません。 ご了承ください。 すべてのコメントは大切に読ませていただきます。

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    原田マハサイン入り文庫『20 CONTACTS』豪華3点セット

    文庫『20 CONTACTS 消えない星々との短い接触』の発売を記念して、文庫『20 CONTACTS』に、2019年9月1日より8日間限定で世界遺産の京都・清水寺で公開された「CONTACT つなぐ・むすぶ 日本と世界のアート展 」のカタログと、原田マハによる作品解説が掲載された本展のタブロイドをまとめた3点セット。 150セット限定で、3点すべてに原田マハ直筆サイン入りです。 【セット内容】 ☆文庫『20 CONTACTS 消えない星々との短い接触』 ☆カタログ 『CONTACT つなぐ・むすぶ 日本と世界のアート展』 ☆タブロイド『CONTACT つなぐ・むすぶ 日本と世界のアート展』 ※タブロイドは本画像とは異なり、新聞紙に印刷しているため、紙はグレーに近い色味です。 【単品紹介】 ◆文庫『20 CONTACTS 消えない星々との短い接触』 「私はある日、私からの挑戦状を受け取った。 ――20名の巨星との〈接触〉を開始すべし。」 猪熊 弦一郎、ポール・セザンヌ、ルーシー・リー、黒澤明、アルベルト・ジャコメッティ、アンリ・マティス、川端康成、司馬江漢、シャルロット・ペリアン、バーナード・リーチ、濱田庄司、河井寛次郎、棟方志功、手塚治虫、オーブリー・ビアズリー、ヨーゼフ・ボイス、小津安二郎、東山魁夷、宮沢賢治、フィンセント・ファン・ゴッホ――。 国内外の巨匠たちの創作の秘密を解き明かす、アート短編集。 発売日:2021年8月 出版社:幻冬舎 判型:文庫 224ページ ◆カタログ『CONTACT つなぐ・むすぶ 日本と世界のアート展』 本展の総合ディレクター・原田マハによる展覧会開催までのルポタージュ、本展・ コーキュレーターの林寿美氏、 ICOM Kyoto 2019(国際博物館会議京都大会) 組織委員長で京都国立博物館長・佐々木丞平氏による寄稿文を、日英仏の三か国語で掲載。 CONTACT展の展示作品に加え、限定公開されたCONNECT展の展示も網羅したコンプリート版カタログ。 発売日:2020年9月1日 判型:A4 オールカラー 48ページ ◆タブロイド『CONTACT つなぐ・むすぶ 日本と世界のアート展』 本展の総合プロデューサー・原田マハが書き下ろした全展示作品の作品解説を掲載。8日間の会期中、展示のガイドテキストとして来場者に配布されたものになります。『CONTACT展カタログ』と一緒に読めば、作品へのコンタクト(接触) がより深まります。
    7,700円
    マハ展SHOP
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    原田マハサイン入り「CONTACT展」カタログ

    2019年9月1日 より8日間限定で 世界遺産・京都の清水寺で公開された「CONTACT つなぐ・むすぶ 日本と世界のアート展 」のカタログです。 本展の総合ディレクター・原田マハによる展覧会開催までのルポタージュ、本展・ コーキュレーターの林寿美氏、 ICOM Kyoto 2019(国際博物館会議京都大会) 組織委員長で京都国立博物館長・佐々木丞平氏による寄稿文を、日英仏の三か国語で掲載。 CONTACT展の展示作品に加え、限定公開されたCONNECT展の展示も網羅したコンプリート版。 発売日:2020年9月1日 判型:A4 オールカラー 48ページ
    3,300円
    マハ展SHOP
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    【限定50部】直筆サイン入り『Maha Art Techo』

    おかげさまで即日完売いたしました。 再入荷の予定はございません。 ほぼ日手帳とマハさんがコラボした『Maha Art Techo 』に、 原田マハ直筆サインが入っています。 限定50部でご用意いたしました。 ※サインを入れる際に一度、『Maha Art Techo 』の包装ビニールを開封しております。 丁寧なお取り扱いを心がけておりますが、 気になります方はご購入をお控えください。ご理解いただけますと幸いです。 【手帳紹介】 ◆ほぼ日手帳『Maha Art Techo 』[weeks](1月はじまり) “ほぼ日手帳”の週間手帳「weeks」をベースに、 巻末には特別企画「原田マハの“ミュゼ活”のすすめ」を収録。 マハさん流の美術館の楽しみ方を紹介した「ミュゼ活5か条」と、 季節に合わせたマハさん書き下ろしの美術館エッセイをお読みいただけます。 表紙を開いた見返し部分には、マハさん直筆メッセージを印刷しました。 手帳の表紙は『楽園のカンヴァス』にも登場するアンリ・ルソーの『夢』。 『夢』に描かれたトラのモチーフを、ほぼ原寸サイズでトリミングした下敷き付き。 発売日:2022年9月1日 サイズ:横94mm ×縦188mm × 厚さ10mm 重さ:約140g 主な素材(手帳):レーヨン、紙 主な素材(下敷き):合成紙(ユポ)、表面 マットPP 写真/川原崎宣喜(4枚目以外)
    4,300円
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    原田マハサイン入り文庫『20 CONTACTS』豪華3点セット

    文庫『20 CONTACTS 消えない星々との短い接触』の発売を記念して、文庫『20 CONTACTS』に、2019年9月1日より8日間限定で世界遺産の京都・清水寺で公開された「CONTACT つなぐ・むすぶ 日本と世界のアート展 」のカタログと、原田マハによる作品解説が掲載された本展のタブロイドをまとめた3点セット。 150セット限定で、3点すべてに原田マハ直筆サイン入りです。 【セット内容】 ☆文庫『20 CONTACTS 消えない星々との短い接触』 ☆カタログ 『CONTACT つなぐ・むすぶ 日本と世界のアート展』 ☆タブロイド『CONTACT つなぐ・むすぶ 日本と世界のアート展』 ※タブロイドは本画像とは異なり、新聞紙に印刷しているため、紙はグレーに近い色味です。 【単品紹介】 ◆文庫『20 CONTACTS 消えない星々との短い接触』 「私はある日、私からの挑戦状を受け取った。 ――20名の巨星との〈接触〉を開始すべし。」 猪熊 弦一郎、ポール・セザンヌ、ルーシー・リー、黒澤明、アルベルト・ジャコメッティ、アンリ・マティス、川端康成、司馬江漢、シャルロット・ペリアン、バーナード・リーチ、濱田庄司、河井寛次郎、棟方志功、手塚治虫、オーブリー・ビアズリー、ヨーゼフ・ボイス、小津安二郎、東山魁夷、宮沢賢治、フィンセント・ファン・ゴッホ――。 国内外の巨匠たちの創作の秘密を解き明かす、アート短編集。 発売日:2021年8月 出版社:幻冬舎 判型:文庫 224ページ ◆カタログ『CONTACT つなぐ・むすぶ 日本と世界のアート展』 本展の総合ディレクター・原田マハによる展覧会開催までのルポタージュ、本展・ コーキュレーターの林寿美氏、 ICOM Kyoto 2019(国際博物館会議京都大会) 組織委員長で京都国立博物館長・佐々木丞平氏による寄稿文を、日英仏の三か国語で掲載。 CONTACT展の展示作品に加え、限定公開されたCONNECT展の展示も網羅したコンプリート版カタログ。 発売日:2020年9月1日 判型:A4 オールカラー 48ページ ◆タブロイド『CONTACT つなぐ・むすぶ 日本と世界のアート展』 本展の総合プロデューサー・原田マハが書き下ろした全展示作品の作品解説を掲載。8日間の会期中、展示のガイドテキストとして来場者に配布されたものになります。『CONTACT展カタログ』と一緒に読めば、作品へのコンタクト(接触) がより深まります。
    7,700円
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    原田マハサイン入り「CONTACT展」カタログ

    2019年9月1日 より8日間限定で 世界遺産・京都の清水寺で公開された「CONTACT つなぐ・むすぶ 日本と世界のアート展 」のカタログです。 本展の総合ディレクター・原田マハによる展覧会開催までのルポタージュ、本展・ コーキュレーターの林寿美氏、 ICOM Kyoto 2019(国際博物館会議京都大会) 組織委員長で京都国立博物館長・佐々木丞平氏による寄稿文を、日英仏の三か国語で掲載。 CONTACT展の展示作品に加え、限定公開されたCONNECT展の展示も網羅したコンプリート版。 発売日:2020年9月1日 判型:A4 オールカラー 48ページ
    3,300円
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    おかげさまで即日完売いたしました。 再入荷の予定はございません。 ほぼ日手帳とマハさんがコラボした『Maha Art Techo 』に、 原田マハ直筆サインが入っています。 限定50部でご用意いたしました。 ※サインを入れる際に一度、『Maha Art Techo 』の包装ビニールを開封しております。 丁寧なお取り扱いを心がけておりますが、 気になります方はご購入をお控えください。ご理解いただけますと幸いです。 【手帳紹介】 ◆ほぼ日手帳『Maha Art Techo 』[weeks](1月はじまり) “ほぼ日手帳”の週間手帳「weeks」をベースに、 巻末には特別企画「原田マハの“ミュゼ活”のすすめ」を収録。 マハさん流の美術館の楽しみ方を紹介した「ミュゼ活5か条」と、 季節に合わせたマハさん書き下ろしの美術館エッセイをお読みいただけます。 表紙を開いた見返し部分には、マハさん直筆メッセージを印刷しました。 手帳の表紙は『楽園のカンヴァス』にも登場するアンリ・ルソーの『夢』。 『夢』に描かれたトラのモチーフを、ほぼ原寸サイズでトリミングした下敷き付き。 発売日:2022年9月1日 サイズ:横94mm ×縦188mm × 厚さ10mm 重さ:約140g 主な素材(手帳):レーヨン、紙 主な素材(下敷き):合成紙(ユポ)、表面 マットPP 写真/川原崎宣喜(4枚目以外)
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最近の記事

#18 やっぱり、あれ食べよう

 そういえば、美味しいものを食べに行くことと、大好きなアートを見に行くことは、私の中でセットになっている気がする。  美味しいものを食べて腹ごしらえをして、さて、見に行きたかった展覧会へ行こう。  美術館でアートに触れ、心を満タンにして、さあ、何かちょっと食べていこうかな。  どちらが先というわけじゃなく、そんなふうに、「あれ食べよう」と「あのアートに会いにいこう」は、ふたつでひとつになって、人生の最大の愉しみになっている。

    • #17 衝撃的。

       あれが食べたい。  食べたい食べたい食べたい、どうしってっも食べったいっっ!!と、衝動的に「あるもの」を食べたくなることってありますか? 「カレー」 「ラーメン」 と思わず口に出しそうになったそこのあなた。  そうなんです。「カレー」と「ラーメン」は日本人の2大衝動的ソウルフード。  食べたいとなったらもう止められなくなるドライブ感がこの2つには確かにある。

      • #16 白昼夢その2

         ニューヨークから一足伸ばして、フィラデルフィアへ行ってきた。  今回の渡米の目的のひとつ、バーンズ財団を訪問するためだ。

        • #6 明けた

           コロナが明けた。  と言ってもいいのだろうか。いや、まだ明けたとは言い切れないのだが。  しかし気持ち的には明けたと言いたい。いまや、「ステイホーム」がまぼろしのように思える。  そもそも「コロナ明け」って奇妙な言葉だ。2020年以前には存在しなかった言葉だし。 「コロナ」と「明け」が合体して「コロナ明け」。見れば見るほど不思議な言葉である。

        #18 やっぱり、あれ食べよう

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          19本
        • やっぱりあれ食べよう。
          5本

        記事

          #15 白昼夢

           アメリカ、ニューヨークとフィラデルフィアへ行ってきた。  海外から日本へ入国する際の規制が緩和され、海外旅行が以前のようにかなりスムーズになった。ひさしぶりのニューヨーク、日本人観光客もたくさんカムバックしていることだろう。  と思いきや、本当にまだまだ全然、だった。  コロナも完全におさまったわけじゃない。すぐに「コロナはなかったことにして」というわけにはいかないのだろう。

          #15 白昼夢

          #14 迷える大人たち

           神保町で人気の中華料理店。  京都から来た「YOLOs グルマンズ」ボードメンバーのT君と、表具師でDJのM君。   3人でお昼をしに来た。

          #14 迷える大人たち

          #13 パリパリ 

           おいしそうなオノマトペって色々ある。 ・コトコト > シチュー。冬の日の幸せ。 ・ふわふわ > かき氷、もしくはパンケーキ。 ・トロトロ > チーズ。ピザとか、ハンバーグにかかっていてほしい。 ・サクサク > ミルフィーユ、アップルパイ。 ・モチモチ > ベーグル。クリームチーズやツナをサンドして。 ・シャキシャキ > サラダ。フレッシュでさわやか。 ・カリカリ > 揚げたてのポテトチップス。

          #13 パリパリ 

          #5 旅する私

           いつも旅をしている。  という言葉を、作家になってから十数年のあいだ、専売特許の枕詞のように文頭に置いて、エッセイを書きつづっていた。  それがこの2年間、すっぽりと消えてなくなった。  異常事態だった。旅をしなくなるなんて。いや、旅をしてはいけなくなるなんて。  旅どころか、外食もダメ、帰省もダメ。移動自体がダメ。  マグロとして生きてきた私には、生きづらい世の中になってしまった。 (注:マグロは常に移動していて止まったら死ぬと言われているらしい)

          #5 旅する私

          #12 だし。

           最近、パリやロンドンのモダンキュイジーヌを席巻しているのがこの言葉。「DASHI」そして「UMAMI」  日本人ならこの二つの言葉にすぐにピンとくるはず。だって子供の頃からかつおや煮干しや昆布の出汁(だし)で育ってきたんだもの。

          #12 だし。

          #11 リンゴひとつで

           リンゴひとつで、パリをあっと言わせてやる。  なんのこっちゃと思われるかもしれないが、画家、ポール・セザンヌの言葉である。  このフレーズには印象的な単語がふたつ、使われている。  「リンゴ」、そして「パリ」。  誰にでも手に入れられるくだものと、すべての画家が憧れる芸術の都。  極小と極大の対比が、このフレーズを際立たせている。

          #11 リンゴひとつで

          #10 ショック

           ショック。  久しぶりにこの言葉を使った。  そりゃあ生きていれば「え?!」と思うことはたまにはある。いや、結構あると言ってもいい。だけど「ショック…」と口に出した記憶はあまりない。  なぜだろう。  きっと「ショックだけど、どうにかするしかない」と、いつもすぐに前向きにとらえるからかも。それで結構、どうにかしてきた人生だった。

          #10 ショック

          #4 グランド・キャナルで朝食を 

           月まで3往復半。  ってどのくらいの距離なんだろう。  まったく想像もつかないが、半端ない距離であることだけはよくわかる。  実際に月まで3往復半した人類はそうそういないはずだが、このフレーズを自己紹介の際に決まって使っている人がいる。  私の友人、岩井俊介さんだ。

          #4 グランド・キャナルで朝食を 

          #9 たての会

           たての会。  と聞いて、三島由紀夫を思い出したそこのあなた。かなりの文学通とお見受けいたします。  しかし、我が「たての会」は三島由紀夫とは0.1ミリも関係のない会である。

          #9 たての会

           #8 世界でいちばんおいしい食事

           あなたにとって、いちばんおいしい食事とは、どんな食事?  と聞かれたら、私はこう答えるだろう。 「おいしい!と大きい声で言い合える友との食事」

           #8 世界でいちばんおいしい食事

          #7 漁師的朝食

           パリに帰ってきた。  時差ボケ解消に一番いいのは、ワガママな寝方なんだそうだ。眠たくなったら寝る、眠くなければ起きていればいい…と書けば簡単なようだが、これができる人が世の中にどれくらいいるんだろうか。唯一できるのは3歳児くらいだろう。海外旅行者の多くの場合は、到着した日に食事の約束があったりとか、観光スケジュールを詰めっつめに詰めちゃって、なんとか眠ろうと思っても真夜中に目が覚めてそれっきり、翌日はフラフラで観光なんてことになってるんじゃないかと思う。

          #7 漁師的朝食

          #3 舌の壁

           舌壁。  という文字を目にして、なんと読む? 「したかべ」と思わず訓読みしてしまったそこのあなた。修行がまだまだ足りませんな。  ってなんの修行だと突っ込まれるかもしれませんが、美食道(グルマンどう)の修行です。  そんな道があるのか? とまた突っ込まれたら、こう答えましょう。

          #3 舌の壁