double containment (二重封じ込め)論と日本の独立自尊、生き残りの道

「世界一たくさんの基地を置いてくださっているアメリカは、世界一、日本を強く守ってくださる有難い存在。」とお考えの傀儡保守の方々に渡米されることをお勧めします。

Double containment and the origins of the U.S.-Japan security alliance

https://ci.nii.ac.jp/ncid/BA37355765

American Dual Containment in Asia

https://www.tandfonline.com/doi/full/10.1080/14650041003718325

 double containment 、dual containment と検索しただけでも上記のような論文をたくさん見ることができるでしょう。
日米同盟が日本の安全と世界の平和に寄与し続けている事を前提としてもそれだけではないのも事実では、ないでしょうか。

「double containment 」とは、Japan を封じ込めること

(日本が2度と軍事大国にならないように押さえつける)と同時に封じ込めた日本を使って近隣の他の国々を封じ込めるという軍事戦略のことを言うのだと思います。
 死文化したと言えども今でも国連憲章にある敵国条項を消せないでいます。敗戦後、これだけの時が経過し世界の平和と安定に貢献し続けてきた日本が、何故、今も封じ込められなければならないのでしょうか?
しかもその「瓶の蓋」を使って他国を封じ込めると言うのでは、最も危険な「緩衝国家」に甘んじているのと同じではないでしょうか?
 アメリカが最大かつ最重要の「唯一の同盟国」ですと言うのであれば、独立自尊、対等のパートナーシップがあってこそ成り立つ関係ではないでしょうか。
 不安を煽り地域を分断させ戦争に導く「戦争屋」の手口に間違っても乗せられるべきではありません。
 恒久平和への誓いを軽視し、これを裏切るなら我が国は、再び亡国の危機に立たされる事になりかねません。
 核の傘ではなく非核の傘を。

4つもの核保有国に囲まれた日本の安全保障は、「遅れた核保有国」になる事ではありません。世界は、核の傘より非核の傘の方が遥かに大きいと言うことを知るべきです。
 北東アジア非核兵器地帯条約を成立させ、人類と人道に対する罪である核兵器を廃絶させる事にこそ生き残りの道があります。

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