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下呂市馬瀬地域の幻想的な火振り漁【SAVOR JAPAN】

農林水産大臣が認定する「SAVOR JAPAN」。
都会では体験できない日本らしい農山漁村の暮らし、そしてその地域で生まれた個性あふれる食文化をご紹介します。
※昨年末にInstagram版がリニューアルしました。(ぜひフォローをお願いします♪)
https://www.instagram.com/savor.japan/

今回は、下呂市馬瀬地域の幻想的な初秋の風物詩です。
(私が日本語で記事を書き、その後、英語翻訳されて世界に向けて投稿されています)

岐阜県のほぼ中央に位置する下呂市馬瀬(まぜ)地域。今回ご紹介するのは、馬瀬川で行われているアユの「火ぶり漁」です。これは、アユが産卵のために川を下る習性を利用した伝統的な漁法。
川岸に設置されたかがり火、そして竹ざおにつるした松明(たいまつ)を漁師が揺らしながら川の中を移動し、驚いて逃げるアユを仕掛けた網に追い込みます。火ぶり漁が終わると、たくさんのアユがかかった仕掛け編みが観覧者に披露されます。
毎年、初秋に数回に渡って実施される火ぶり漁。日没後に川面を照らす炎が幻想的です。清流馬瀬の初秋の風物詩となっています。

SAVOR JAPAN

アユは清流に住む魚で、日本の川の美しさの象徴でもありますね。アユは日本人が古くから好んで食べている川魚のひとつでもあり、縄文遺跡からもアユの骨が発掘されたそうです。私は炭火で焼いた塩焼きが一番好きなのですが、皆さんはいかがですか?^^

ぜひ動画も御覧ください。⬇


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