「深く掘り下げること」「分析すること」が好きな理由を考えてみた。

サービス化してみたものの、売れないインタビュー
原因はわかるんですよ。
作ったもののサービスを詰めきれていないと気づいた。

その違和感をまだ解消できておらず、自信をもって「よろしくね!」って言える状態ではないな、と思っているが他の仕事を優先しているので改善できていない。

その違和感があるので、継続してサービスをガンガン広報しよう、という気にもならない。

これで数ヶ月経過していました。
だけど、ありがたいお話は急に舞い込むもので、まだわからないのだけど、とある方からインタビューのお仕事をいただくことになりそうです。
しかもとってもインタビューし甲斐のある方。
控えめに言ってもワクワクが止まらない状態です。


通常のお仕事外で、今一番力を入れているのはnoteでエッセイを書くことです。たくさん書いて上達したいと同時にいろんな人に読んでほしい。また今後仕事に繋げたいので未来への投資です。

一方でやっぱりインタビューも好きなんですよ。インタビューに限らず今別マガジンでやっている座談会も同じ。何かテーマに基づいて話を聞いて、それをまとめるという仕事が好きなんです。


インタビューすることが好きな理由を呟いてみました。すると、

逆インタビューされました!光栄です^^

というわけで、自分なりになぜ「深く掘り下げること」「分析すること」が好きなルーツを考えてみます。


成長欲求、同じ失敗を繰り返したくない気持ちが強い。

これは最近になって、気づいたことです。
自分を紐解くマガジン「「ゆるゆるキャリア」でぜんぶ叶える。」こちらにも書いていますが、私は何かをやるって決めたら、そこそこがんばるんです。
手を抜くことは基本できない。やるか、やらないかという性分です。

一生懸命何かを頑張って得られる成果、充実感、達成感みたいなものが自分自身のがんばる原動力になっているのでしょうね。

「成長したい欲求」とでもいいましょうか。
いや、そこまで立派なものでなくても、同じ失敗を繰り返すのは嫌いなんですよ。同じ失敗を繰り返す=進化してないことだからです。
まぁ、やってしまいますけどね(笑)
それでも極力避けたい。


同じ失敗を繰り返さないためには、「なにがよくなかったのか」の分析が必要です。たとえ自分のよくないところで目を背けたくても、そこを見ないと前には進めない。成長するため、同じ失敗をしないためには、深く掘り下げる、そして原因を分析した上で改善策を考える。このプロセスを絶えずしないといけないんです。いわゆるPDCAサイクルってやつですよね。


この記事の冒頭を見ていただけばわかるのですが、インタビューがイマイチサービスとして機能していない理由。自己分析しているでしょ。こうやって考えることが、もともと好きなんですよ。

ちなみに私の場合、PDCまでは早い、机上で分析するのは得意だからです。
だけどそこから改善案を実行にうつすアクションが遅いなぁ、と感じています。インタビューの例でも同じ。原因がわかっているのに解決へ行動するのが遅い。未だできていませんからね。

PDCAとか意識せずとも日頃から早いサイクルで回せている人ほど、いろんなことをたくさん試して前へ進むのが早い人です。


物事の因果関係を解き明かすのが好きであること。

同じ失敗を繰り返さないことと似ているのですが、何においても物事が起きる時は、必ず何か原因があるって思ってます。突然降って湧いたような出来事って少ないんじゃないかなー。
冒頭に「ありがたいお話は急に舞い込む」と書いたけど、これも私と依頼者さんの話なので、いちいち書かないだけであって、お問い合わせにつながった理由はある程度わかります。

例えば熟年離婚する夫婦の多くは、長年のコミュニケーション不足の蓄積が原因であることが多いって聞いたことがあります。
結婚生活を送っていれば、違和感とか嫌だと思ったことなんてしょっちゅうあるはずなんです。だけどそれを相手に言わなかったか、言っても取り合ってもらえなかったか。とにかくお互いの中の違和感を取り除く作業をこまめにしなかったから、ひずみとなってやがてそれが亀裂になるんじゃないんですかね。

人でなくても機械だってそうですよね。
ある日突然壊れたりするのは、初期不良を除けばそうないものです。何か使い方が悪かったり、メンテナンスを怠った。何らかの原因があるんですよ。

人の性格だってそう。
先天的な要素はあったとしても、親の育て方とか、環境だとかそういったもので人の性格や生き様っていくらでも変わります。

歴史なんて、まさにそう。
今世の中にある事象は、はるか昔から連綿と続いているわけですよ。史学科に入ったもののさほど勉強熱心ではなかったから、学者になったわけでもないし、史学を活かしているわけではない。だけど歴史的な出来事も突然起きたのではなく、起きるべき原因があってそうなってるんです。その裏にある原因やストーリーを知ることが好きだったんです。

これに欠かせないのも、深く掘り下げること、そして検証することです。


深くハマること、理解することが好き。

私はテレビとか映画、音楽でもそうなんだけど、好きって思ったら同じものばっかり見たり聞いたりするんです。何回でもリピートしています。そうやって好きなものを深く味わう行為が好きなんですよ。

いい作品は映画でも音楽でも、回を重ねるごとに違った捉え方ができますから。それを見つける喜びもあります。
以前ブログで書きましたが、大好きなドラマの一つが「相棒」です。
以前よりは熱が下がりましたが、初期は大好きすぎていちいち感想ノートをつけるほどでした。おかしな趣味だし誰にも頼まれていないのに、気づいたら勝手にやっているんです。

深い理解という話で言えば、例えば世界のニュースを見たとして、その事象だけを見ると面白くないし知らない出来事だったら、頭の中に入って来ませんよね。
でも自分が歴史に精通してれば、過去の背景がある程度わかりますよね。するともっと深く理解できるじゃないですか。
そういう風に深く理解することが快感なんだと思う。
というか、深く理解して得られる答えが出る前に、考えることを途中でやめてしまうのが嫌なんです。

書いてて気づいたけど、つくづくめんどくさい性格ですね!
でもこれが性分なので、仲良くしたいと思っています。


まとめ

強引にまとめます。

成長欲求が強い
物事の因果関係を解き明かすのが好き
深く何かにハマる、深く理解をすることが快感である

この3つですね。
3つとも達成するには「深く掘り下げること」「検証すること」が必要なんです。これがインタビューが好きな理由にも繋がっているんだと思う。

わー、この記事自体深く掘り下げて、検証するにまさに該当する行為なので、脳みそフル回転で考えてみました。

自分にとって好きなことって、やっぱり理由があるんです。
それを知るって面白いものですよ。


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浜田 綾(コトバノ):ライター
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