楽しそうに仕事してないやつは楽しい物を作れない。

はい。タイトル通りなんですが、意外と忘れられてる事だと思います。

僕がバラエティ番組のADをやっていた時、とにかく毎日激務でした。家には帰れず、会社で寝泊まり、睡眠時間もほとんどなく、本当に必死に働いていました。

そんなボロボロの状態でロケに行ったり、収録に行ったりしますがふと気づいたことがあります。

「疲弊しきったボロボロのスタッフが作ってる番組を誰が笑えるだろうか?」と言うことです。

撮影の現場でタレントが来て、さあこれから楽しい番組を作ろう!面白いトークをしよう!としてるときに目の前にいるスタッフがボロボロで元気がなかったらタレントは絶対に楽しい気持ちになれません。

つまり、スタッフが楽しくやってない出演者は楽しくやれないし、出演者が楽しそうにしてないと視聴者を楽しませることなんかできないと思います。

強くこれを感じたのは、僕が前説をやっていた時のことです。

収録前に観覧のお客さんの前でトークして盛り上げるというのが前説の仕事なんですが、これが非常に難しい。というか、普通は若手のお笑い芸人の方がやることなんですけど、当時のプロデューサーや総合演出が面白がって俺にやらせてきたんですよ。。。

前説をやってたんですが、前日にある程度睡眠を取ったときは、トークがウケたんですけど、前日に全く睡眠時間が取れなかった時は大すべりしました。やっぱり疲れた顔して、元気のない人のことは笑えないんですよ。

だから、僕が働いていて一番嫌な人は元気がない人です。楽しい動画を作ろうっていうのに、楽しそうにしてない人がいたら一緒に働きたくないです。

そんな人が作った動画は絶対に面白くないから。

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