子ども

若年層のファンはクラブにとって宝だ

日本サッカーについてですが、いきなりヨーロッパの話をします。

 ヨーロッパのサッカーチームは、クラブ自体のブランド力が高く、スポンサーは大金を払ってチームのユニフォームに自社のロゴや企業名を入れたり、スタジアムの看板に名前を出したりしています。しかも国外からのスポンサーがかなりい多いのです。

 レアル・マドリードのユニフォームスポンサーであるFly Emirates(UAEの会社でヨーロッパのその他のチームにも多くスポンサードしている)は、年間約90億円もの大金を払ってレアルのユニフォームに企業名を入れています。

 サポーターもホームのチームを必ずと言っていいほど応援しています。順位が良かろうが悪かろうが、その地方に生まれた者の使命かのように、ホームのチームを熱烈に応援します。
 チャンピオンズリーグなどで毎年活躍するチームは、マーケットを世界規模としています。

さて、Jリーグのクラブはどうでしょうか。

 オリジナル10のチームは、それなりにスポンサーやサポーターが多く関わっていて、お金も数十億単位で動いています。しかしそれでも、レアルのユニフォームスポンサー額だけで、Jトップクラスの1年間の収入分となってしまいます。
 さらに、J3となるとどうでしょうか。選手の場合、サッカーのみで食べてはいけない人も当たり前のようにいます。ドイツは、5部の選手でもサッカーのみで食べていけると最近お話を聞きました(もちろん日本とのレベルの差はあります)。

ではなぜ日本はスポーツに対してお金が発生しないのでしょうか?

それは、若い人がJリーグにあまり見に来ないから。

だと僕自身感じています。

 最近何試合かJリーグを見に行く機会がありました。サポーターの年齢層などを注視していたのですが、あまりにも学生がいない・・・
ほとんどがおじさん・おばさん世代やそれ以上の世代、小さい子どもを連れた親たちばかりなんです。

 クラブの方ともお話しさせていただく機会がありましたが、やっぱり学生層を獲得するのが難しく、課題であるようです。

 海外の試合をテレビで見たりしていると、全ての世代の人が一緒になって応援しているようの思えます。しかも若い層の人が多く、熱狂的になって応援しています。結構有名な写真かとおもますが、こんな小さな子がここまで意思表示して試合を観戦してるんです。

 やはり、エネルギーがあり今後もファンとしての寿命が長くなる若者のサポーター層をもっと獲得していかないと、日本サッカー界の未来が・・・
これ以上は言うと悲しくなるので言わないようにします。

ではなぜ若者はJリーグを見に行かないのか。
ご覧になっていただけた方のご意見頂戴したく思います。
本当にお気軽にコメントしていただけますと幸いです。

この続きは、皆さんの意見を織り交ぜながら次回の投稿の際に書きたいと思います。