「小林秀雄 最後の音楽会」を読んで思い出したこと
最近読んでとても興味深かった本「小林秀雄 最後の音楽会」。小林秀雄に対する印象を大きく変えさせられた本だった。
文芸評論家として大きな業績を残した小林秀雄。彼は私にとって「天敵」であった。もしかしたら、彼の文章によって、今の人生の進路が変わっていたかもしれない。
彼の名前を知ったのは、大学入試に向けた現代文の模試だった、と記憶している。そんな昔の受験問題のことなんてすべて忘れているが、彼のことだけは覚えている。
長い問題文の出典は「『モオツァルト』小林秀雄」とあった。ま