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「北北西に曇と往け」に出会ってしまったからアイスランドに行きたい🇮🇸

アイスランドに行きたい〜!

トルコと同程度には行きたい国ランキングに入り込んでいるアイスランド🇮🇸

それもこれも、北北西に曇と往けという漫画に出会ってしまったからなのです。

友人の勧めと、表紙がとても美しいことから、すぐに惹かれて購入しました。


どんな話か事前情報もないまま、読み進める。


電子機器と言葉を交わせる不思議な能力を持った日本人高校生のケイが、探偵のような仕事をしながらアイスランドの祖父のもとで暮らすお話。

とにかく画が美しくて引き込まれる。

アイスランドの魅力を深掘る、友人との観光回や地元民との出会いの回もあれば…

むしろそればかりかと思いきや
急にキリッと空気が張り詰めるような、ケイの弟ミチタカのストーリーが食い込んでくる。


この漫画にはアイスランドの美しさ、自然の脅威、そして美しいだけではない自然と人間が共生させてもらっていることに気づかされる台詞がたくさん詰まっている。


その中に、異様な不穏さを放つミチタカの謎が散りばめられ目が離せない。


ミチタカに関わった者が次々と不穏な事態に陥る。

全体を通して空気が澄むような美しさが際立つからこそ、不気味さもストレートに読者に届く。

弟を信じたいケイと、ミチタカを恐れる周囲。

続きが気になって仕方ないが、なかなかコミックスが出ないのもまた焦らされて良い。

物語はなんともゾクゾクするが、アイスランドに飲み込まれるような迫力があって圧倒される感じ。

日本との行き来も通じて、それぞれの国の風土も感じることができる。

平常心是道(ビョウジョウシンコレドウ)

お茶をたてる
身体に染みついた所作に集中する中で
焦りや不安
欲望 虚飾
心のうわべをそぎ落とします
人間は揺らぐもの
変わり続けるもの
平気なふりをすることではありません

自分の真の心を知ること
飾らぬ心で客人に心よりの敬意を持って
一服のお茶を振る舞うこと

変わり続ける人と人との
二度とない邂逅に感謝し
おいしさと快適さとあらゆる調和で
客をもてなし
その日その時その縁に真剣に向き合うこと
それがお茶の道

北北西に曇と往け6巻より

沁みました…


北北西に曇と往け、とてもおすすめです&この人生で必ずアイスランドに上陸するぞ!

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