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お誕生日ありがとう。

おいでませ。玻璃です。

いつもの金曜日投稿とは別の番外編。
今日4月3日は私の誕生日。
誕生日の日に思うことを書きたいと思う。

55年前の今日、私はこの世に生を受けた。
母があの痛みに耐え、踏ん張って私を産んでくれた日。

55年前の今日が、いろんなご縁との始まりの日だ。
私は母のお腹の中で一人で丸くなって安心して眠っていたのに、いきなり

「ここから出る時が来ましたよ~」

と誰かの声が聞こえて、狭くて細い道を頭も身体もギュウギュウに締め付けられながら出てきた日。

外に出てみると
「ここどこな~ん?みんな誰~」

と泣いたのだろうか。
その泣き声を聞いては母はホッとしたのだろう。

合指症という病気はあったものの、その後も元気に育つことができた。

両親をはじめ、祖父母や姉たち。
大人になってからは夫や子供たち、そして孫たち。
その他大切な友人たちや職場の方々…。これまで何人の人とのご縁をいただいたのだろう。

私という人間が今ここにいること。
今まで出会った数えきれない人たちとの会話や関わりの中で、今の私という人間が出来上がった。

嬉しいという感情も、悲しいという感情も。
悔しさ、羨ましさ、寂しさ、楽しさ、嬉しさ…。
人とのご縁の中で、すべての感情を私の中で膨らませることができた。
そして、何より愛するという感情をたくさん教えてもらった。
家族、友人、ペット。
たくさんの愛を受けて、そして捧げた55年。

これからの私の人生の調味料は、時には人と別れたり、病気になったり、悲しみや痛みを伴う塩辛い事もあるとおもうけど、それ以上に嬉しくて、楽しい甘い事もたくさんあるはず。
料理はいろんな調味料あってこそ美味しく仕上がる。

でも自分からあえて調味料を入れすぎず、シンプルな味付けで愛にあふれた温かい人生という料理を作っていきたい。

産んでくれた母をはじめ、ご縁のあったたくさんの方たち、そして自分にも伝えたい。

お誕生日ありがとう。

ではまたお会いしましょう。




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