玻璃ねこ

どこにでもいる姉妹の母。

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「子どもの看護師」は「家族の看護師」

家族の想いもう10年近く前、まだまだ病棟で夜勤をしていた頃。退院するご家族からお手紙を貰ったんですね。 「あの時、お母さん寝てくださいね。寝て大丈夫ですよ、看に来ますから。 そう言ってくださって本当にありがとうございました。」 その言葉を読んで思い出したのは、とある夜勤の日。 アラームが鳴ってカーテンを開けたら酸素を当てようと必死になって疲れ切ったお母さんの顔。やっと寝たであろうお子さんもぐずぐずしだしてて。 モニター止めて酸素の位置を調整してお子さんが寝付くのを一緒に待って

    • 一緒に歩むこと

      看護師としてかれこれ20年超えた今 看護師免許を取得した時にはまだ「看護婦」で、「ナースキャップ」をかぶって暗号の様な先生たちの字を解読しながら指示受けしてたわけです。 紆余曲折を得て20年以上はこの世界にいるとは摩訶不思議。 寄り添うってなんぞや 看護の世界にいると、いやというほどこの言葉を耳にする。 私はこの言葉は体のいい言葉だなと思っていたりする。 看護師にとって「寄り添う」のは当たり前と教わってきているわけだけど、 本当の意味で「寄り添えているか」は自分たちでは

    「子どもの看護師」は「家族の看護師」