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カラダがむくめば舌もむくむ

前回、舌診について舌の色や苔の色、状態の見方をざっくり書かせて頂きました。

今回は舌の形状、とくに舌の縁にできるギザギザについて書かせて頂きます。

舌の縁のギザギザ。これを『歯痕』(しこん)といいます。

そう、歯の痕がついているんです。
原因としては水分代謝の異常で舌がむくんでおり、普段より大きくなった舌が歯に押し当てられてその痕がついているわけです。
また、ストレスなどで無意識に力が入り普段よりも強く舌が歯に押し当てられている場合も考えられます。

気が消耗しており、胃腸の力が弱まって身体の水はけをうまく制御出来ていないとき歯痕がみられることがよくあります。
暴飲暴食の後や、二日酔いの時などによく見られます。
対策、対応としては消化吸収の良い食事、水分を一気に取らずこまめな水分補給を心掛ける。
また、冷たい飲み物は控えるなど胃腸を労ってあげることが基本になります。

前回の舌診の基本と合わせて、カラダの現状把握に是非活用してみて下さい。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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