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《絵本レビュー》いろいろ1ねん

こんばんわ!

今日も29℃超えの猛暑日です。
皆さま、いかがおすごしでしょうか?(^^)

長年ロングスリーパーだと思ってたんですが、どうやらショートでもいけるなぁって思ってきてるこの頃です。

今日は、小学1年生の物語と勝手に勘違いしてました絵本【いろいろ1ねん】のレビューをしたいと思います。

作者は、国際的なデザイナーとしても有名なレオ・レオーニさん。
訳は、谷川俊太郎さんです。

初版は、2000年1月です。


《ストーリーについて》

1年の、はじまる日、双子のネズミのウィリーとウィニーは、はじめて雪の中を歩きました。

そこで、ウッディという木に出会いました。
双子のネズミとウッディは友達になり、毎月のように遊びます。

月日は流れて9月には、いい匂いの果物の実がなり11月には、木は裸になります。

そこで、12月にウッディにプレゼントをあげたい双子のネズミは....。

めぐりめぐる季節の中で、三人の友情が醸し出す幸せな物語です。


《10コの好きなところ》

①木のウッディの高さをより際立つ、絵本のサイズが縦長。

②自然色に近いタッチでコラージュされていて独特で可愛い。テキスタイルっぽい。

③コラージュだけではなく、いろんな画法を取り入れている。

④三人の友情具合が季節の移り変わりとともに普遍的で美しいし爽やか。

⑤木のウッディも、木としての特徴を双子のネズミたちに話しているところがステキ。

⑥画角が固定されているので、とてもみやすい。

⑦木が、花を咲かせたり果物の実をつけたりと植物の良さも伝えている。動けないなりの良さ。

⑧互いが互いを思いやる気持ちや、できないコトを補いあったり、とってもステキな友情だと思う。

⑨この、双子のネズミたちは、『大切なのは気持ち』ということをわかっている。

⑩ 最後は、メリークリスマスでハッピーエンド。


《読み聞かせをしてみて》

動けるネズミたちと動くことの出来ない木の友情物語を、季節の移り変わりを通してほんとに爽やかに書かれているなぁって思いました。

娘たち(7.4)は、ネズミたちがすき。というより我が家はハムスターを飼っているので勘違いしているのかもしれませんね(笑)

ネズミたちと、我が家のハムちゃんを見比べておりました。


《おしまいの言葉》

なんかこういう、いろんな生き物たちの友情って個人的に大好物なんですよね。

生態も大きく違うのに、互いが互いを思いやるようなストーリーに爽やかな風がふきます。

たんたんとした内容なんですが、どこか考えさせられたり、こういう平和な表現ってなんだかステキだなぁって憧れの眼差しで読み聞かせしましたから(笑)


☆彡




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