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とある鍼灸師のウラ話

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わたしは、2012年にはり・きゅう師の資格をとりました。 思うところがあったので、はり・きゅう治療に関しての内容をわたしの経験を含めていろいろ書いていきます。 【注意】 このマ… もっと読む
はり・きゅう治療に興味があったり、自分の健康に興味があったり、今後、はり・きゅう治療を受ける予定が… もっと詳しく
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#ツボ

生きているツボと死んでいるツボ

こんにちは。とある鍼灸師です。 人のカラダには多くのツボが点在しています。 ツボというのはカラダの気(目に見えないエネルギー)の出入り口になります。 このツボには、生きているツボと死んでいるツボががあります。 生きているツボ実際にいま現在も働いているツボのことです。 生きて働いていることで、気の出入りがスムーズです。 死んでいるツボ働き終わっているツボです。 多少の気の出入りはあるけど、役割は生きているツボほどではありません。 鍼灸治療では、生きているツボをし

ツボの誤解

こんにちは。とある鍼灸師です。 ツボは、カラダのいたるところにあります。 疲れたときに自分で押すと、何となく疲れがとれたりします。 場所によってゴリゴリとした反応があると思います。 このゴリゴリというのが、ツボといわれるものと思いがちですが、実は厳密にいうと違います。 まずは、ツボの定義をお話ししましょう。 1.ツボの定義

コリがもどる理由

肩がつらい・腰が痛いなど慢性的な症状は、筋肉中にできるコリが原因である場合が多いです。 コリは、血液の流れが悪くなることで起きます。 血液の流れが悪くなることで、筋肉へ栄養がいきわたらなくなります。 すると、筋肉は硬くなり、血管をつぶして余計に血液の流れを悪くさせます。 また、コリからは痛みを感じる物質がでてくるため、血管や神経を介して脳へ行くことで『痛み』として感じるようになります。 痛みを感じてきたら、早く何とかしたいと考えます。 痛みをとるために ・病院

鍼灸治療で知ってほしいこと

はじめに、皆さまに知ってほしいことが2点あります。 これは、この記事の結論でもあります。 1.鍼灸治療は、方法がたくさんあり、それにともなって考え方が違う 2.鍼灸治療は、症状がなくてもやったほうがいい この2つは、声を大にしていいたいです。 では、それぞれについてお話ししていきます。