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ツボシリーズ

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ツボの場所や効果、治療で使う時にどうしているか? また、やっていけないことなどを書いてます。 参考にしてみてください。
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2020年6月の記事一覧

【ツボシリーズ No.12】太淵(たいえん)

こんにちは。とある鍼灸師です。 今回は、こちらのツボです。 ○太淵(たいえん) 場所:手首の親指側にあるくぼみにとります。 効果:鼻水、せき、のどの痛みなどの呼吸器の症状に効果があります。 また、腱鞘炎にも使われます。 肺に関係するツボで、治療でも多く使われます。 太淵を軽く押したり、お灸したりすることで、風邪の予防にもなります。

【ツボシリーズ No.13】太白(たいはく)

こんにちは。とある鍼灸師です。 今回は、こちらのツボです。 ○太白(たいはく) 場所:足の親指側にあります。     足の親指の根元にある骨のでっぱりを超えた後のくぼみにとります。 効果:お腹が張っていたい、嘔吐、下痢、食欲不振、消化不良など 太白は、脾臓のツボになります。 東洋医学では、脾臓は消化器系の働きを担う臓器なので、胃や腸の症状に対して有効です。 脾臓の働きが弱くなると、外反母趾にもなりやすいです。

【ツボシリーズ No.14】崑崙(こんろん)

こんにちは。とある鍼灸師です。 ツボシリーズも14回目です。 では、いきましょう。 ○崑崙(こんろん) 場所:足の外くるぶしとアキレス腱の間のくぼみに取ります。      効果:かかとの痛み、足首の捻挫、坐骨神経痛、腰痛、頭痛など 崑崙は膀胱と関係するツボになります。 膀胱のツボの始まりは、目頭から頭のてっぺん、背中を通ってかかとや小指まで来ています。 目の症状、頭痛などの頭の症状にも深くかかわっています。 足のマッサージや灸で症状をやわらげることも出来ます。