マガジンのカバー画像

ツボシリーズ

32
ツボの場所や効果、治療で使う時にどうしているか? また、やっていけないことなどを書いてます。 参考にしてみてください。
運営しているクリエイター

2020年8月の記事一覧

【ツボシリーズ No.19】裏内庭(うらないてい)

こんにちは。とある鍼灸師です。 ツボシリーズ19回目です。 〇裏内庭(うらないてい) 場所:足の裏にあります。足の人差し指を丸めたときに指の先っぽが足の    裏につくところに取ります。     効果:食中毒、食あたり、腹痛、嘔吐、下痢 温かいと感じるくらいまでお灸をするのがベストです。

【ツボシリーズ No.20】犢鼻(とくび)

こんにちは。とある鍼灸師です。 ツボシリーズもようやく20回目です。 〇犢鼻(とくび) 場所:膝の前にあります。     膝の軽く曲げたときにできるくぼみの外側です。 効果:膝の痛みやしびれ、膝の関節に水がたまる など 犢鼻は胃と関係するツボです。 消化器系の機能が悪くなると関節に症状がでます。 膝を動かして痛い時によく使われるツボです。 実際の治療では、銀の素材でできた鍼を犢鼻のツボへ刺して、膝の関節の中にいれたりします。

【ツボシリーズ No.21】天井(てんせい)

こんにちは。とある鍼灸師です。 ツボシリーズ21回目です。 では、いきましょう!! 〇天井(てんせい) 場所:肘の後ろにあります。     肘の骨から親指の幅1本分上にあるくぼみにとります。    (上というのは、肩の方向のことです。)    肘の一番高いところの骨から上に指をすべらせて止まるところです。 効果:耳鳴り・聴力の減退、肩の痛み、片頭痛などに効果があります。 このツボは、三焦(さんしょう)と呼ばれるところと関係しています。 三焦は、カラダ全体の内臓を