マガジンのカバー画像

ツボシリーズ

32
ツボの場所や効果、治療で使う時にどうしているか? また、やっていけないことなどを書いてます。 参考にしてみてください。
運営しているクリエイター

2020年10月の記事一覧

【ツボシリーズ No.24】神門(しんもん)

こんにちは。 とある鍼灸師です。 ツボシリーズ24回目です。 では、いきましょう!! 〇神門(しんもん) 場所:手のひら側で手首にあります。手首のしわの部分の上で    小指側に指をすべらせていって骨がぶつかるところにとります。     効果:動悸、物忘れ、不眠、頭痛、めまいなど このツボは、心臓と関係するツボになります。 心臓は東洋医学では、人の精神や言葉を発する機能の全般を担っています。 そのため、精神的な症状にも使われるツボになります。 また、乳がん

【ツボシリーズ No.25】陽白(ようはく)

こんにちは。 とある鍼灸師です。 ツボシリーズ25回目です。 では、いきましょう!! 〇陽白(ようはく) 場所:眉毛の真ん中から親指1本分うえにとります。    瞳の線上にとります。     効果:目の疲れ、頭痛など このツボは胆のうと関係します。 おでこや顔にあるツボは、美容系の鍼灸治療に使われます。 また、デスクワークでパソコン作業が多い方は、マッサージすると目の疲れを緩和させることもできます。

【ツボシリーズ No.26】金門(きんもん)

こんにちは。とある鍼灸師です。 ツボシリーズ26回目です。 では、いきましょう!! 〇金門(きんもん) 場所:足の小指の外側を踵の方向へなでるようにして小指の付け根の骨の    ふくらみ(関節)をこえて、さらにもう1のふくらみ(関節)    をこえたくぼみにとります。    効果:腰痛、外くるぶしの痛みなど 金門は、膀胱のツボになります。 膀胱はカラダの水分代謝に関与するため、このツボに反応がある場合は、痛みやむくみが出ます。 また、慢性的な腰痛のほかに、足の

【ツボシリーズ No.27】少沢(しょうたく)

こんにちは。とある鍼灸師です。 ツボシリーズ27回目です。 では、いきましょう!! 〇少沢(しょうたく) 場所:小指にあります。    爪の外側の縁と下側の縁の交わるところにとります。 効果:頭痛、耳鳴り、扁桃腺の腫れ、お乳の分泌異常 このツボは、風邪で熱がある場合に効果があります。 刺絡といって、少沢に鍼を刺して、血を出す治療方法があります。 刺絡をすることで、解熱やのどの炎症を抑えることができます。 また、むち打ちの後遺症で頑固になった後ろ首の痛みにも効