ライターさんとともに、ひとつの記事を作るということ
ママライター、少しずつお仕事の枝葉を伸ばす
昨年お世話になった、書く+αのスキルを学ぶMarbleスクール。現在、3期が開講中です。(今期はメンターとして参加させてもらっています)
「興味ある!」という方は公式LINEでスクールに関するお知らせが届きます。ぜひご登録ください。
さて…私は昨年3ヶ月の時間をかけ、Marbleスクールで
インタビュー
編集
広報
これら実務スキルを学びました。スクールに入る前から、細々と執筆活動を続けていたものの独学で書き続けてきた感覚があり、自分のライティングスキルには自信を持てなかった私。だからこそスクールの門をたたき、今一度自分の書くスキル、書きたい気持ちに向き合ったわけです。
開講期間、課題に取り組むなかでは自分の至らなさを何度も痛感しましたが…「書くことで貢献できる世界の広さ」「書くことにこだわりたいと願う自分の意志」を改めて知ることもでき、卒業後の今もなお、書くお仕事を続けることができています。(ありがたい)
Marbleスクールでの学びで広がった私のライターとしての道。先月はなんと、ライターを続けるうえで目標のひとつにしていた「編集」のお仕事をお任せいただくことになりました。
スクールの編集講義内容は、下記の記事にもまとめています。
育児との掛け持ちでお仕事時間が限られる現在、かつてした、山を駆け上るような働き方はいま、できないのですが…。
よく見たら「あ、つぼみが昨日よりふくらんでる」と気づけるぐらいの速度感で、ただ、だからこそ確実に。自分ができることの幅と深みを作り、クライアントさんのwantに応えていきたい、と思っています。
編集に携わるなかで感じた私自身の課題
担当させていただいたのは、一般社団法人tatamamaさんの公式noteに掲載する記事。
初回内容はインタビューでした。ライターさんがご提出くださった記事はすでにクオリティ高く、大きな修正が必要な箇所はありません。
ただ、編集として一歩引いた眼を持ち、気づいた点についていくつかコメントを残していったのですが…
そこで私が行った赤入れ。これがとても難しかった…。私の修正の入れ方は、果たしてあれがベストだったのだろうかと迷っています。
修正依頼部分は、どの程度書きこむといいのだろう
初回記事の編集時、こちらの意図を誤解なくライターさんへ伝えるようとするがあまり「修正後の表現まで指定した赤入れ」を行いました。
これは見方を変えれば丁寧なことかもしれません。ライターさんによっては修正案を考える作業が減ってよい場合もあるでしょう。
一方でこちらが修正後の内容まで定めてしまうことで、ライターさんの持ち味が薄れてしまうケースもあるのではないでしょうか。
「時系列がバラバラした印象を受けるので、順序を少しだけ整理してください。」など、文章を読んだときの所感だけ伝え、あとはライターさんの感性に委ねる。
納期が短く致し方ないときなど、自分で修正するケースもあるでしょう。けれどせっかくライタ×編集者というコンビがあるのなら。
ちょっとこう思ったんだけれど、Aさんはどうでしょう?
そんなやりとりも楽しみつつ、信頼しあってともにひとつの記事を完成まで持っていく。ライターさんといい距離感を保って二人三脚ができる、編集者であれればいいなと思う今日このごろです。
今後は、編集するなかでの気づきについて自分のなかで完了としてしまわず、積極的にライターさんにシェアし、意見を仰ぎ、すり合わせの時間を多く取れればと思っています。
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最後に、先述の編集講座レポから当時の学びを引用します。当時、講義を担当してくださったのは、現在もメディア編集長として活躍中のえるもさん。数々のWeb媒体のディレクションをこなす敏腕編集者さんです。
あれは初回講義の最後だったか…えるもさんが、ライターと編集者の関係性についてご自身の考えをシェアしてくださったのですが…えるもさんの姿勢にしびれました。上記の講座レポには、その時の感想をまとめています。
ライターさんが書いてくださった原稿に敬意を。協力して記事を作り上げていく気概を。
この二つを忘れず、これからも編集のお仕事、取り組んでいきたいです。
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