ながたせいこ

ライター┃インタビュアー┃作文講師 人・モノのストーリーを丁寧につづります│8歳差姉妹…

ながたせいこ

ライター┃インタビュアー┃作文講師 人・モノのストーリーを丁寧につづります│8歳差姉妹の母(次女は鎖肛)│1984年生│マーブルスクール2期生・3期メンター│中国広州元駐妻│海外不妊治療経験│砂肝軟骨つぶ貝などコリコリした食べ物が好き

マガジン

  • マーブルスクール

    マーブルスクール二期生として、学んだこと、取り組んだ課題についてまとめていきます。「書く」に向き合った熱い三カ月の記録です。

  • 書いて深める作文の教室

    主宰する「書いて深める作文の教室」で気づいたできごとを集めています。子どもたちからもらったことば、感性の豊かさにいつも、驚かされます。

  • 私をつよくする言葉

    悩み、人生に迷った時、人からかけてもらった言葉や本や映画の中で出会った言葉たちが心を照らしてくれた経験がいくつもあります。何年たっても消えることなく、自分自身を強く支えてくれる、言葉たちを集めました。

  • お尻の穴をお腹に忘れて来た次女のお話

    21年夏我が家の次女のとっちゃんは、先天性肛門奇形(鎖肛)と呼ばれる状態で産まれてきました。そんな彼女との日常を綴っています。

最近の記事

  • 固定された記事

ながたのお仕事実績ページ(2024年3月更新)

ご覧いただきありがとうございます。ライターの永田盛香(ながたせいこ)です。本記事では、私、ながたのこれまでのお仕事実績や自己紹介をまとめています。 ここまで積み上げてきたこと、したいことが、どなかたの「欲しい」と重なれば―。私ができることで、誰かのお役に立つことができたら嬉しいなぁと思いながら、書いています。 ◆自己紹介読書が好きな父親の影響で、活字が身近にある環境で幼少期を過ごしました。書くことも好きで、小学生の頃の遊びと言えば、もっぱら友人たちと交わす「交換小説」。恋

    • 小5娘のクラス替えを心配しすぎる母親の気持ち

      負けて悔しいはないちもんめ。 あの子が欲しい。 あの子じゃわからん。 相談しよう。 そうしよう。 「はないちもんめ」の遊びには、全国共通のスタイルがあるのだろうか。数人が手を取り合い、2つのグループに分かれ向かい合う。歌を歌いながら寄って離れて。 「あの子が欲しい」と名前を読んでもらったら、呼ばれた人同士がじゃんけんし、負けた方のチームに名前を呼ばれた子が移動する…日本全国、どこで行われていたとしても、おおよそこんなルールによってだったろうと思う。 当時、小学5年生だっ

      • 【月報】2024年3月:インタビューの奥深さを味わう

        ちょっとまってください!と時間の神様に「たんま」を依頼したところで着実に流れるときの非情さよ… もう4月だけれど、3月のまとめをようやくアップします。 今月のメイントピック次女、三度目の救急車。 三カ月にわたる夫の短期単身赴任が終わるまさに前日、娘が室内でころんで机の角にしたたか額を打ち付け流血さわぎ。夜中の救急車で高速ぶっとばし事件がありました。 四針ほどは縫いましたがおかげさまで大事に至らず一安心。生きて在ることの感謝をかみしめつつ、あと一日遅ければ、夫に車で病院ま

        • 新しいプロフィール写真の私が、勇気と喜びをくれたお話

          SNSで使うプロフィール写真を変えた。これがもう、とっても素敵にしあがった。撮影してくれたのは、大切なライター仲間である、ひろさん(@rokko_arki)。 もともとカメラを学んでいたひろさんには、「いつか私の写真、撮ってくださいね!」と話をしたことがあった。彼女は関東に住んでいるけれど、実家があるのは私がいまいる福岡県。帰省のタイミングが合えばいいな、とぼんやり望んでいた。 もともとSNSアカウントのプロフィール全体を見直したいと思っていた。お仕事で使うSNS。ポート

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          14本

        記事

          「迷いや不安は乗り越えるものではない」人材のプロに聞く、自分らしいキャリア構築の秘訣

          キャリアやプライベート、それぞれのステージで新しい世界線に立つ人にスポットをあてるインタビュー企画「はじまりのものがたり」。 新しく物事をスタートするときにある希望と不安。はじめの一歩を踏み出す前だからこそ感じうるリアルな気持ちをひもときながら、その決断にいたった理由や想いを伺います。 記念すべき初回、お話を聞かせてくださったのは、iクリエイト代表の白鳥舞さん 。ライフキャリア創造支援者として、人のキャリア構築にまつわる課題解決をサポートする彼女はこの春、15年の会社員生

          「迷いや不安は乗り越えるものではない」人材のプロに聞く、自分らしいキャリア構築の秘訣

          ライターさんとともに、ひとつの記事を作るということ

          ママライター、少しずつお仕事の枝葉を伸ばす 昨年お世話になった、書く+αのスキルを学ぶMarbleスクール。現在、3期が開講中です。(今期はメンターとして参加させてもらっています) 「興味ある!」という方は公式LINEでスクールに関するお知らせが届きます。ぜひご登録ください。 さて…私は昨年3ヶ月の時間をかけ、Marbleスクールで インタビュー 編集 広報 これら実務スキルを学びました。スクールに入る前から、細々と執筆活動を続けていたものの独学で書き続けてきた

          ライターさんとともに、ひとつの記事を作るということ

          【月報】2024年2月:自分のキャパがみえる

          きっとこうして今年も終わるんだ。だってそうだろ、いつだって季節はぼくをまたずに過ぎ去っていく―― …っと失礼。まさかまさかの、2月が終わっていたことが衝撃でちょっとJPOP風に書き出してしまいました。 2024年2月のまとめです。 今月のメイントピック Marbleスクール3期スタート!メンターとして受講生の学びに伴走する 昨年、私がライターとしての在り方を教えていただいた書く+αのスキルを学ぶMarbleスクール。その3期が2月からスタートしています。今期、私はメン

          【月報】2024年2月:自分のキャパがみえる

          冷蔵庫の中のものだけで、おいしい料理は作れる│書き続ける勇気が出たお話

          昨年末より、パーソナル編集者をお願いしている、みずのけいすけさん。 私は自分のnoteに投稿する記事を事前にみずのさんに共有し、感想をいただいたり、内容に論理破綻がないか?などなどを確認してもらったりしている。みずのさんのFBの方法はとてもユニークで、添削の具合を扇風機の風力で表現される。 辛口:強風 微風:優しめ のような。 私は元来、ほめられたい人間であるものの、びしばしと叩かれて(みずのさんは叩かないが)こそ、火事場のバカ力が出るタイプゆえ、添削はおおむね「強風

          冷蔵庫の中のものだけで、おいしい料理は作れる│書き続ける勇気が出たお話

          インタビューの“準備8割”は「これ」を探すためにある

          先日、ある女性経営者のインタビューを担当させていただいた。若くして事業を立ち上げ、今も現役で活躍される方。お話を聞かせてもらうこと自体、なんとも光栄な機会。だからこそ、取材前の私はそれはそれはもうとてつもなく緊張してしまっていた。 キャリアも生き方そのものも、自分自身とは違いが大きく、 な、なにを聞けばいいのだろう。 そう思ってしまったのだった。 テーマとターゲットは決まっている。ならば問いもそれに沿って考えればいい。ただ、著名な方だからこそ、ある程度の質問はかつて別

          インタビューの“準備8割”は「これ」を探すためにある

          お醤油をなめたら、AIと人間の違いがわかったよ

          「私、書いたなぁ。」と感じていた。原稿を書き終えたあと、ホッとする気持ちとともに、机に残っていたのはPC、メモ書き、参考書籍。そして、お醤油の瓶だった。 2023年の末、ひとつの原稿に向き合っていた私。テーマは「お醤油」。関東にある、とある醤油蔵元さんを紹介する記事。創業100年を超える老舗だ。私自身そちらの商品を愛用していて、記事テーマをいただいた時には「ぜひに!ぜひに書かせてください!」と心躍った。 思い入れもあったので、真剣に取り組んだ。取材はできなかったけれど、周

          お醤油をなめたら、AIと人間の違いがわかったよ

          【月報】2024年1月:夫不在をどう乗り越える

          まさか、1月が終わっていました。おそらく私だけ一週間くらいタイムワープしたんだと思います。今月から月報を書くことにしました。きっかけは、昨年お世話になったゆぴさんのこちらの記事。 2024年1月。爆速で過ぎた私のひとつきまとめです。 今月のメイントピック 夫が神戸へ。2回目の単身赴任(短期) 去年もちょど同じくらいの時期に3ヶ月ほど関西へ単身赴任していたので、今回は二度目。夫不在でも、平日は普段とさほど変わりません。が、問題は週末です。暇する子どもたちをどこかに連れてい

          【月報】2024年1月:夫不在をどう乗り越える

          亡くなった祖母にいま、どうしても聞きたいことがある【家族ものがたり・祖母編】

          「家族の間で共有されているルール」といえば、何が思い浮かぶだろうか。洗濯や食器洗いといった日常の行為をはじめとして、年中行事の過ごし方なんかにも、その家族”らしさ”が表れる。 私の実家にももちろん、それらがあった。今日は、我が雁瀬(がんせ)家の奇妙な風習を、父方の祖母の思い出とともに振り返りたい。 世にも不思議な「祖母ルール」なぜこんなことを書こうと思ったか。理由は今年が、ちょうど祖母の7回忌にあたるから。昭和一桁の時代に生まれ戦争を乗り越え、84歳になるまで生きた祖母。

          亡くなった祖母にいま、どうしても聞きたいことがある【家族ものがたり・祖母編】

          「言葉」を知ることの深み

          驚くべきマヤ語の真実いま、食事をしながらこのnoteをご覧になっている方がいらしたら、どうぞ気を付けていただきたい。私はこれから何を隠そう「下痢」の話をしたいと考えています。 ある日の午後、私のもとに大学時代の先輩からこんなLINEが届きました。 「は、下痢ですか!?」 私が通ったのは、関西にかつてあった外国語大学。私自身の専攻はアフリカ地域文化だったためメインにスワヒリ語を学びましたが、学内では英語や中国語以外にも、ヨルバ語やヒンディー語、アムハラ語なんていう、日本社

          「言葉」を知ることの深み

          何十年ぶりかに、母の手を握りながら眠る

          「あけましておめでとう!」と言うことを思わずためらってしまう。そんな2024年の始まり。 今もなお家族や大切な人の安否がわからず、眠れぬ人たちが同じ時間を過ごしていらっしゃることを感じると、たった今、雨露しのげる場所で衣食にこまらぬ生活をしている自分に罪悪感を覚えてしまいそう…。 自分の言葉で何かを発信することもつい躊躇し、気づけば年が変わって一週間以上の時間が経っていました。 こういった、予期せぬ災害を前にするとき、立ちすくんでしまいたくなるのが正直なところなのですが

          何十年ぶりかに、母の手を握りながら眠る

          長女との年末デートと、今年の振り返り

          先日、10歳になる長女と久しぶりにデートをしました。 次女が産まれるまでは、それまで一人っ子のように育っていた長女ですが、妹が生まれるとそうはいかず。 とくに次女は産まれてすぐに病気がわかったこともあって手がかかるぶん、その皺寄せが長女に向かうなんてことも多々ありました。 お姉ちゃんなんだから、しっかりしなさい! これは口が裂けても言わないように気をつけてはいますが、とはいえやはり、何かあると我慢を求めるのは長女。こたえてくれるからこそ、余計に甘えてしまうことも多かっ

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          2歳6か月、お乳離れができません

          1歳前後。母乳で育った赤ちゃんがいよいよお乳離れするのはおおよそこの頃だと、様々なアンケートを見ていると感じます。ひとつに、お母さんの職場復帰に絡む保育園入園の時期が大きく関係していて、事実、私の周りをぐるりと見ても、このくらいの時期にお乳から離れている子が多い印象。 一方で、幼稚園に入園しても絶賛お乳ラブの子もいて、個人差の激しいところだとも感じます。 かくいう私の次女も、2023年12月現在で2歳6カ月になりますが、「卒乳?は、何それ?」と言わんばかりの勢いで、昼夜問

          2歳6か月、お乳離れができません