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ハーモニー家のイースター。

年々盛り上がりを見せるイースター。エッグハンティング?バニー?なになに?ってハテナが沢山湧きますが、欧米ではクリスマスに次ぐ一大イベント!

【イースターとは?】十字架にかけられて死んだイエス・キリストが三日目に復活したことを記念・記憶する、キリスト教において最も重要な祭。欧米ではクリスマスに並び非常に大切にされている。復活祭は基本的に「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」に祝われるため、年によって日付が変わる移動祝日である。日付は変わるものの、必ず日曜日に祝われる。キリスト教が優勢な国においては復活祭の翌日の月曜日も休日にされてイースター休暇と称されている。西方教会と東方教会では、伝統的に四旬節および大斎の期間中禁じられていた肉、乳製品、卵(東方教会では魚肉も)が復活祭の日に初めて解禁になるため、復活祭の正餐の食卓にはこれらの動物性食品が並ぶ。また、卵、バター、乳などをふんだんに使った復活祭独特の菓子パンやケーキが作られる。家禽を飼っている家庭では、四旬節および大斎の期間中に生まれたために食べられずにたまっていた卵をまとめて消費するという理由もある

キリスト教信者ではないハーモニー家も文化としてイースターも楽しむ派。そもそも、ある春の日にパパが騒ぎ出した。「イースターだ!」と。

家族の誰かが誕生日の朝は、バースデーケーキが朝ごはんになるハーモニー家。イースターの朝はゆで卵三昧に。私が慌てて作った仮面を付けたパパバニーを怪訝そうにみるハーモニー姉妹。パパは頑張ってゆで卵に色付けしていた。復活祭では、「Христос воскрес! Воистину воскрес!(キリスト復活!実に復活!)」と挨拶するそうで。ロシア語で「キリスト」を表す「Христос(ハリストス)」と「復活、上昇」を意味する「воскрес(ヴォスクリェス)」の頭文字をとってXBと略され、イースターエッグなどに書かれるそうで、XBのクッキーを焼いた夫。XB、全然馴染みないな!

なんとかウサギの被り物をかぶせて、シュークリームを卵に見立てて。

準備出来なかった翌年のパパ。でもなんとかバニーチョコを買ってきた。味は・・・。チョコエッグという商品も元々イースターの風習から出来たようで、イースターにチョコをたくさん食べる感じが伝わってくる。ヴァレンタインっぽいな。

去年はNPO法人ザ・グローバル・ファミリーズでエッグハンティング。今年は主宰するLittle Artist Leagueのイースターピクニック用にエッグシェルケーキを20個仕込む。(本当ならパパに頼みたかったが不在なので、仕方なく私が、、、)

膨れるから卵の殻に入れる生地の量は8分目くらいだよと夫からアドバイスを貰っていたのに、結局ついつい多目に入れてしまい、オーブンで焼けるにつれ穴からぶにゅ~と生地がはみ出て来て、なんだかリーゼントヘアちっくになってしまった。。泣く泣く徹夜ではみ出た部分を削って、綺麗に拭いてイベントに持参。

みんな上手にデコできた~。私のエッグシェルケーキも交じってて、それは描いた後すぐ割って食べた。案外みんな躊躇なく割るのね、、、

ウサギになってエッグハンティングしたり。

●フィンランドのイースター HyvääPääsläistä!

フィンランドでは枝に鳥の羽などでデコレーションしたものをイースターのシュロの主日にこのデコった枝をご近所に配るらしい、魔法の呪文"Virvon, varvon, tuoreeks, tulevaks vuodeks, vitsa sulle, palukka mulle."とともに。もらった人はイースターの日に卵をくれた人にあげないといけないという風習。ハロウィーン的な。この慣習は、フィンランドが異教を信仰していた農耕時代に始まったもので、魔法使いがその年の豊作を確実なものにすると信じられていた。

ラム肉とマンミがフィンランドではイースターの食事。

ラム肉を焼かせたら右に出る者はいないフィンランド人。もうレストランで肉は食べられない~

マンミとは、フィンランドのライ麦プリンで、ライ麦粉と麦の芽のモルトで創られている。クリームや砂糖と一緒に食べます。食べてみましたが、正直コメントしづらい、、、特に私の人生に必要とされてないような気がするけれど、きっと毎年食べていたら習慣で懐かしい味になるのかも、、、

Pashaというデザートもイースター時期に販売。主な材料はmaitolahka(まいとらふか)という牛乳とプレーンヨーグルトをまぜて凝縮したような乳製品、クリーム、砂糖、卵、バターでバニラとかアーモンドパウダーで風味をつけたデザート。

●ブラジルのイースター FelizPascoa!

ブラジルに上陸したのは2014年の4月中旬だった。スーパーマーケットに至るところにワンサカデコレーションされていたのが、フットボールくらいの大きさをラッピングしたイースターエッグ。ブラジルでは完全にヴァレンタインスタイルで、近所にチョコエッグ(フットボールサイズ)を配りまくるために、買い占める文化となっていた。

各国によって少しアレンジが違うようですが、日本でも盛り上がり始めているイースター!是非来年は思いっきり楽しんで~



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