六畳一間に会社を作りました。

と、タイトルこそ仰々しい感じですが、フリーライターとして活動をはじめて早くも2年程経とうとしています。最初は自宅の六畳一間に事務所として構え、Web中心にローカルスポットの紹介記事を書いていました。
このnoteのタイトル「六畳一間に会社を作りました。」は、独立当時に立ち上げたブログのタイトルをそのままに付けています。

今現在、愛知県の北部にある犬山市という小さな町の片田舎で事務所を構え、ローカルな話題を中心とした「犬山さんぽ」、最近流行りの秋田犬をフューチャーした「秋田犬定春の華麗なる日常」と自分の趣味やホビーなどのOwn Webマガジン「Ray=Out!」を運営する傍ら、犬山市近郊を中心とした地域の問題解決をクリエイターが解決する団体「Creators Re:Public」の代表を務めています。

前職は意外な職業でした…。しかも?

もともとの職業は自動車関係の部品を作る会社のエンジニア、海外勤務も含めて17年ほどサラリーマンでした。最終の学歴は高卒、しかも工業高校の卒業です。
お硬い肩書として一つ持っているのは「中小企業診断士」。数字に強いだけでなく経済や決算など、務めていた会社で根幹を担う仕事が増えてきたこともあり、自主的に挑戦。しかし7年落とされ続け、なにくそ!でがんばった資格です。おかげで今こうして文章を書いて仕事にしているのはその時勉強したマクロ・ミクロ経済の見方が役に立っているからですね。はっきり言って最大限に活用しています。で、その資格取得から2018年で10年経とうとしています。もうベテランの域ですね。

満を持して独立?いやいや…

中小企業診断士を取得した年はちょうどリーマンショックの年でした。当時飛ぶ鳥を落とす勢いで肥大し続けていた自動車産業はこの年の秋を境目に斜頸産業となってしまい、国内工場の生産率は冷え込み、従業員を15時で帰すという前代未聞の事態が日本を襲います。
記憶に残る言葉として「派遣切り」「雇用止め」なんてのが跋扈してましたね。この不景気の回復までに実に3年を要する会社もあり、日本の根幹と信じられていた「ものづくり」は曲がり角を迎えた年でした。

診断士取得から程なくして会社を退社したかと思われている方が多いのですが、実はリーマンから数年、在職していて、ひたすら派遣社員さんを解雇していました。派遣切りの切る立場だったわけです。
派遣切りの手段は~とあまりおもしろい話ではないので割愛しますね。

地元企業に戻って気がついたこと

自動車部品メーカーを退職後、程なくして地元企業に就職します。中小企業診断士であったこと、経験値が他の方よりも専門的だったことから重宝されたのですが、地元企業での経験は疑問ばかりだったように思えます。
先ず経営者が「理念」を持たずに仕事をやらされていると感じるまでに3ヶ月かかりませんでした。経営を担う人がこの姿勢なので、当然社員も同じ方向を向きます。必然ですよね、チームワークと言うなの「和」と言う名のぬるま湯です。
本来チームワークとは隣の人と実力差があって当たり前。だからこそ給与に差が付き、できる人できない人が現れるはずなのに、理念のない経営者の元の和とは馴れ合いといい加減さだけが横行します。
立場上、中小企業診断士なのでこの点を改善していく必要があるんですよね。高いお給金頂いている訳ですし、経営コンサルタントになるわけですから。
ただし、理念のない、持たいない人は何を言っても持ちません、意識してないですから、言っても聞きません。
地元のローカル企業であることだけに誇りを持っていますから、対外的にはいい顔していますが、内側を向いていないため統率力がないのです。組織でトップに統率力がないことの致命的欠陥はこのとき始めて知りました。
3年ほどそのローカル企業に勤めて、2016年にぬるま湯に耐えきれなくなって退職。どうしようかを考える前にCreators Re:Publicの前身であるHaro Createを立ち上げます。

WELQ問題に巻き込まれた創業当初

実は地元企業に再就職する前、同時進行でローカルメディアのライターとしてデビューしています。「こんなのあったらいいなぁ~」と考えていた時に「名古屋情報通」というサイトが立ち上がり、半年ほどしてからライターを募集していたのがきっかけ。もともと書くことが好きで自身ブログも書いていたこともあり、大好きな熱田神宮を紹介した記事でライターデビューしまして、現在も情報通さんで書かせてもらっています。フリーランスになるきっかけを与えてくれたわけです。

さて、2016年の冬にいよいよ退職しよう!と心に決める訳ですが、流石にすぐには…と思い、1年ほど助走期間として兼業フリーランスをしていました。今にして思うと、兼業で得たクライアントさんを前職の職場に引き継がなければよかったと思っているのですが、この辺の経緯はいずれお話します。
ライター助走期間中にDeNAさんが運営していたWEBマガジンでローカル記事を書かせてもらったり、他にも単発で企業のPR記事の作成、広告の作成など書く仕事を次々ともらえるようになり、本業と副業の収入バランスが逆転する月も現れました。この辺は後々紹介する「クラウドワークス」さんや「ランサーズ」さんでお仕事受注を積極的に行った来たことが大きいですね。
ただしいわゆるこたつ記事を書かされたり、取材不要と言われて経費が出なかったりと問題も多かったのですが、書くことがここまでお金に変わるとは思いましませんでした。単月で40万稼いだ月もあったくらい。ただ本業と兼務だったため睡眠時間を削ってましたけどね。
「これならいける!」と会社に辞表を出し、年末に辞める算段をとった矢先に起こったのが「WELQ問題」
付き合いのあった「名古屋情報通」にも影響が出て、しかも独立したてから沸き起こったこの問題は、当時いけると踏んだ収入を見事に吹き飛ばしてくれました。おかげで自分が取材のもとに記事を書いていた正義は確立できましたけどね、コピペ記事を書いていて、ライターとしていた方の殆どが消えていなくなりました。
BuzzFeedさんのこの問題提起からライターとしてのあり方を世の中に問うた大きな潮流にもなりました。

こたつ記事を書くことは拒否します!

僕がWebでも紙でも記事を書く事で最もこだわる点がこたつ記事だけは絶対に書かないこと。当然といえば当然なのですが、この問題は今でも続いています。また、インフルエンサーという言葉も嫌いです。「なんじゃそりゃ?」ってなります。職業だとも思えません。
PRとか広告や物事を広く世間に広める人は僕はパブリッシャーだと思っています。パブリックに訴える、訴えることができる人のことですよね。インフルエンサーと呼ばれる人のように無責任ではいけないと考えています。
また、立場上、自分を売りにするブロガーとも少し違いますし、コンテンツを作成する側なのでコラムニストでもないです。
ジャーナリズムは好きですが、ジャーナリストまで言いませんから、やはりしっくりと来るのは「ライター」とか「パブリッシャー」ですね。立ち位置をはっきりしたいので以降は「ライター」がしっくり来る肩書です。

町おこしのお手伝い、します!

私が主宰しているCreators Re:Publicでは、町おこしのお手伝いをしています。
と書くと怪しいコンサルタントのように聞こえますね。実に面白いです。が、目指す着地点が圧倒的に違います。

僕が目指す町づくりは「地元の人が思わず自慢してしまうような町づくり」を着地点にしています。助成金や補助金に頼ることなく、元あった史跡や文化を大切にしつつ、新しいモノやコトを受け入れる懐を設ける事、これがCreators Re:Publicの使命であり理念です。

新しいモノやコトは元々地元を愛していた人から見ると邪魔か何かなんです。
始めてすぐに邪魔されてしまったり、様子見されて伺い知れぬところで誹謗中傷されたりと、なにかと邪魔が入ります。でも何人もクリエイターが関わるとなにが変わるのか?それは地元の人も巻き込んだムーブメントが起こります。
僕が目指すのはここ。地元の人も楽しめるムーブメントを起こすことで、まずは内側から面白くする事を使命としています。
他のまちづくりコンサルと違う点はここ、地域よりもより細かい自治会レベルで楽しんでしまおうという点。大きなくくりよりも小さく始めて、徐々に大きくしていくことを目指します。

というワケで…

このマガジン「六畳一間に会社を作りました。」では主にCreators Re:Publicの活動や取材先のこぼれ話、セミナーのレポートなどいろいろなことを雑多にお届けします。
支援してくれたら~それはそれは嬉しいのですが、週に1記事ほど更新していく程度なので、「読み物」として読んでいただければいいかなと。

あ、取材とか企業協力依頼とかいつでも受け付けております。できればメールからやり取りしたいので、creators,republic@gmail.comまでメールいただけると24時間以内にご返信いたします。

では「六畳一間に会社を作りました。」を今後共よろしくお願いします!

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いつもありがとうございますm(_ _)m
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岩田 武

六畳一間に会社を作りました。

会社(Creators Re:Public)の備忘録的な。ノウハウ系を発信していくので一部の記事が有料になってるかも。 PRコンサルティングとかライター備忘録とか業務日誌的な雑感。
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