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アート活用事例~CDジャケット編 6選~

こんにちは、HARTiの田邉英也です!

前回の投稿に続き、今回はCDジャケットのアート活用事例について紹介したいと思います。

前回は商品パッケージへのアートの活用事例を紹介していますので、まだご覧になられていない方はぜひご覧ください!


1.MONGOL800 × 友沢こたお

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2021年4月21日にリリースされた、MONGOL800のコンセプトアルバム「etc.works3」のジャケットのアートワークを、人気若手アーティストであり東京藝術大学の学生でもある友沢こたお氏が手がけた。

友沢こたお氏は、現在東京藝術大学美術学部油画専攻に在学しながら、画家としても活動しており、数々の個展やグループ展に参加しています。2019年に実母である友沢ミミヨ氏とのアートユニット「とろろ園」を結成し、同年には久米桂一郎賞を受賞、2020年には藝大アートプラザ大賞入選するなど、最近では個展を開けば作品は即日完売という今大注目の若手作家です。

友沢こたお氏 Instagram:https://www.instagram.com/tkotao/
出典:https://natalie.mu/music/gallery/news/421710/1560649
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a4f6baa1df420fee8a40727d4752d345fa39885


2. SEKAI NO OWARI × 村上隆

セカイノオワリ

2020年11月に発売された、SEKAI NO OWARIのグローバルプロジェクトEnd of the Worldの1stアルバム「Chameleon」のジャケットデザインを世界的著名アーティストである村上隆氏が手がけた。

村上隆氏は、国内外で展示会を開催したり、「LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)」とのコラボカニエ・ウエストのアルバムジャケットのアートワークを担当したり、perrierの商品ラベルデザインを担当したりと、様々なブランド、企業など国内外で幅広く活躍されているアーティストです。

村上隆 Instagram:https://www.instagram.com/takashipom/
出典:https://www.fashionsnap.com/article/2020-11-06/endoftheworld-chameleon/


3.少年ナイフ × 奈良美智

少年ナイフ

1998年6月にリリースされた、世界的な有名バンドのニルヴァーナとともに全英ツアーを行うなどグローバルな知名度がある日本のガールズバンド「少年ナイフ」のファースト・フルアルバム『HAPPY HOUR』のアートワークを、世界的著名アーティストである奈良美智氏が手がけた。

奈良美智氏は、国内外で展示を開催したり、bloodthirsty butchers、THE STAR CLUB、マシュー・スウィート、R.E.M.のCDジャケットを手がけていたり、ニルヴァーナのカート・コバーンを模したと思われるキャラクターやthee michelle gun elephantのCDジャケットをパロディー化した作品を描いたりと、国内外で幅広く活動しているアーティストです。

奈良美智 Instagram:https://www.instagram.com/michinara3/
出典:https://www.artpedia.asia/yoshitomonara/
https://www.amazon.co.jp/HAPPY-HOUR-%E5%B0%91%E5%B9%B4%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%95/dp/B0000089AJ


4.TOWA TEI × 草間彌生

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2013年7月に発売された、TOWA TEIのオリジナル・アルバム「LUCKY」のジャケットアートワークを世界的著名アーティストの草間彌生が手がけた。
草間彌生氏がCDジャケットを描き下ろすのはこのジャケットが初めてです。

草間彌生氏は、直島など、国内外の各地でパンプキンの作品がパブリックアートとして配置されていたり、「LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)」や「une nana cool(ウンナナクール)」など様々なブランドとコラボしてしたりと、国内外で幅広く活躍されているアーティストです。

出典:https://www.fashionsnap.com/article/2013-04-26/towa-tei-yayoikusama/


5.blur × ジュリアン・オピー

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2000年10月にリリースされた、blurのベストアルバム「The Best Of」のジャケットを、世界的に有名な現代アート作家であるジュリアン・オピーが手がけた。

ジュリアン・オピーは、ニューヨーク近代美術館、大英博物館、テート・モダン、ステデリック美術館など世界の主要な美術館に収蔵されていたり、国内でも東京国立近代美術館や国立国際美術館などにコレクションされたりしている世界的に人気なアーティストです。

出典:https://ima.goo.ne.jp/column/article/6020.html
https://www.culturewhisper.com/r/things_to_do/preview/1582


6.The Velvet Underground & Nico × アンディ・ウォーホル

The Velvet Underground × アンディ・ウォーホル

1967年に発売したThe Velvet Undergroundのアルバムである「The Velvet Underground & Nico」のジャケットのアートワークを世界的著名アーティストであるアンディ・ウォーホルが手がけた。

アンディ・ウォーホルは他にも、The Rolling Stonesの「Sticky Fingers」や「Love You Live」のジャケットデザインも担当していたり、ユニクロのUTでもコラボデザインのTシャツが発売されたりと、世界的に人気なアーティストです。

出典:https://ima.goo.ne.jp/column/article/6020.html



今回はCDジャケットへのアート活用事例を紹介しましたが、いかがだったでしょうか。

CDジャケットは、前回の商品パッケージなどとは違い、どちらかというと若手作家ではなく、すでに注目を集めている実績豊富なアーティストが起用されることが多いです。

今回取り上げた事例は、特に国内外で注目されている著名アーティストばかりでしたが、新進気鋭の若手作家を起用する事例もあります。

アート作品のCDジャケットへの活用メリットとしては、起用するアーティストのファン層や、デザイン性の高いパッケージデザインを好む層にアプローチすることができ、企業がアプローチ出来ていなかった層の認知拡大や新規顧客獲得にも繋がる可能性があることです。

また、近年のアートの盛り上がりから市場の話題性にも繋がってくるかと思います。

次回は、アパレル×アートの活用事例を紹介しますのでお楽しみに!


文責:田邉英也


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