勤め人の投資実践 〜銀行店頭でジュニアNISAをやらなかった理由

昨日は休暇を取得して近所にあるメガバンクに行きました。

目的は子供の“ジュニアNISA”です。

今回はそこに至るまでに経緯と結果を纏めていきます。

学資保険をやるくらいなら投資信託の方が良い

先日、第一生命から提案された学資保険は元本割れ確実の商品でした。

それなら「多少リスクテイクして投資信託で積み立てた方が良いのではないか」と思い、積み立て先を投資信託に絞り込みました。
(学資保険にまつわる話はこちら。)

子供が生まれてから毎月15,000円積み立てたら年間180,000円。15年間なら2,700,000円です。

一方、我が家は貯められなかったのでゼロベースからのスタートになります。
これでもファイナンシャルプランナーの資格は持っているのですけどね笑。
貯められなかったのは自己管理が出来ていなかったからです。

資格とか関係ないです。自分の意志の力が大事です。

将来の学費やら支出を考えれば、少なくとも上記の金額までリカバリー出来るプランを検討せねばなりません。

検討結果、結論に至ったプランは以下の通りです。

・子供二人
・今月から毎月50,000円積み立て(一人25,000円)
・10年間で積み立て元本計6,000,000円
・投資対象はノーロードのバランスファンド(たわら8資産均等分散ファンド)

子供一人に計3,000,000万円積み立てられます。これなら上記の15年計画を上回る元本を積み立てることが出来ます。

また、たわらファンドは、ノーロード且つ信託報酬(年間のランキングコスト)が0.2376%と低コストなのが魅力です。

海外資産への投資ファンドは信託報酬が低くても1%程度なので、コストパフォーマンスが良いですね。

株式や一点集中型ファンドような高パフォーマンスは期待出来ませんが、①投資資産の分散+②ドルコスト平均法で時間的なリスク分散でリターンを狙う戦略です。

年間で3%の利回りなら10年で30%になります。
徐々に元本が増える積み立て方式のためその通りにはなりませんが、多少の下落局面があっても資産から生み出されるキャッシュフローとドルコスト平均法での時間的リスク分散によってリスクはミニマイズ出来ます。

メガバンク店頭ではノーロードファンドの取り扱いが無い罠

ということで、取り扱いのあるメガバンクの店頭に行って来ました。

朝イチで行ったのですが混んでました。銀行の店頭業務はオワコンかと思っていましたが、まだまだ高齢者を中心に店頭業務のニーズはありそうです。

受付スタッフの話では、「30分間待たされ、口座開設に1時間もかかる」とのことでした。
ようやく順番が来て、対応したのはベテランの行員でした。

ベテラン行員でも「ジュニアNISA」、「ノーロードファンド」の手続きを詳しく把握してなかったです。
銀行が取り扱う商品が多様化し過ぎているのも良くないですね。
全ての商品内容を行員が理解出来るわけありませんから。

調べてもらった結果分かったことは、

①未成年の投資不可
②例外的にジュニアNISAのみ投資可能
③ノーロードファンドは店頭取り扱い無し
④ネット取引でジュニアNISAの取引不可

ジュニアNISAをやるなら手数料が高い店頭取り扱い投資信託のみに限られることが分かりました。

複雑ですね。ネット見てもよく分からないし、普通の勤め人や主婦では分かりません。

そもそもNISAの仕組みが難しいので、国はもっとシンプルな設計に変えたら良いと思いますよ。これでは貯蓄から投資の流れは生まれません。

結局どうしたか

銀行で積み立てするのはやめました。
"定期預金代わりに銀行で取引すること"に魅力を感じていたんですけどね。

わたしが取引している証券会社でたわらノーロードファンドを取り扱っていたので、そちらで毎月購入する予定です。

ボーナスや昇給があったので、それを原資に「子供の積み立て開始」+「持株会増額」+「アクティブファンド」で資産を雪だるま式に大きくしていこうと思います。

「持株会増額」+「アクティブファンド」の戦略は次回に続く。



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