渡辺のぶひろ

1979年神奈川県生まれ。料理人。蕎麦職人。 2児の父。現在は子供とは離れて暮らす。

渡辺のぶひろ

1979年神奈川県生まれ。料理人。蕎麦職人。 2児の父。現在は子供とは離れて暮らす。

最近の記事

笑っていろ。そして我が道を行け。

夏休みも終わり、9月になっても相変わらず暑い日々。 アオ、9歳の誕生日おめでとう🎂🎂🎉🎁 年々、ひょうきんさに磨きがかかってる気もする。そんでもって周りに流されない自分だけの好きを突き通しているし、なんたって動じない…(鈍感力とでもいうのか。) 兄弟ってのは本当に成長が面白い。何処でどう、何が違ったのか。性格がまるで違う。 今年も、おおよそ現代の小学校三年生男子が欲しがりそうもないプレゼントをリクエストしてくれた。 ドラえもんの芋虫ケムシ図鑑。 新世代究極の折り紙。

    • あの日の決断を正解にしろ。

      ハル、12歳の誕生日おめでとう‼️ いやぁ、気がつけば大きくなった。言うことも、一丁前になってきた。パパと会う日に友達と約束して来る日も、チラホラ。成長、成長。 もう抱っことかおんぶとかは言わないけど、いつになったってパパにとってはかわいい子供な事に変わりはない。 海の日に初めてアオと3人で行ったプール、楽しかったな。ゲラゲラ笑って、腹減ったーってカレー食って。この夏にもう一回くらい行きたいな。 今日はサッカーの合宿2日目か。だいぶ上達したみたいだ。将来が、楽しみ。

      • 42歳、会社辞めました

        2022年、7月。 今年は6月から猛暑が続く異常気象。雨も多い。 今日はとても晴れていて、蝉がうるさいくらい良く鳴いている。パパは雨が嫌いで、こんな暑い日が以外に好きだったりする。 気付けば半年ぶりくらいのnoteだけど、どーせなら今日みたいに晴れて気分も晴れ晴れした時に書いた方がいいと思って。。 まずは、ハル11歳の誕生日おめでとう。いやぁ、毎月会っているとはいえ、大きくなったし大人っぽくなったなぁと、感じるよ。 今年に入ってからは、遊ぶ日はだいたい河川敷にボール

        • 人生の時間には限りがある

          2021年、今年もあと1日。 ハルとアオは冬休みかな。 今年、アオは小学生になってずいぶんしっかりしてきたね。友達もたくさん出来たみたいで本当に良かった。  夕飯を一緒に食べに行ってる時はいつも1番最後まで食べ終わらなかったアオ。最近は食べるのが早くなった。そろそろ、サイゼリヤのハーフライスは卒業かなw この前、ハルがお友達と遊ぶからってパパの日に来れなくて久しぶりにアオと2人で遊んだね。 コンビニでアイス買ってタイヤ公園で座って食べて。 鉄棒の逆上がりはまだ練習中み

        笑っていろ。そして我が道を行け。

          小学校は楽しいかい?

          9月16日。今日は次男の7歳の誕生日。 早いもんだ。6歳の時の投稿で保育園も今年で終わりなんて書いてたのもついこの間に感じる。。 ボーっと生きてたらあっという間におじいちゃんだな。 去年何となく書き始めたnoteももう1年以上たつ。過去の投稿を自分で読むのは好きじゃないけど、たまに振り返る意味では必要だなぁと。読んでみて思うのは、特にペースを決めずに書きたい衝動に従って書いてるのでそれなりの鮮度を感じることができて、アーカイブしてあった感情がいつでも引き出せるようになった

          小学校は楽しいかい?

          25歳の君へ。初めまして、よろしく。

          1995年。 高校生の時だった。 NIKEが生んだこのスニーカーが当時の若者のファッションシーンを席巻した。  例に漏れず、僕も未だかつて見たことのないこのイエローグラデーションのデザインから放たれる魅力に心を奪われたわけだけど。。 あまりの人気に買えなかった若者が街でこのスニーカーを履いてる人から強引に奪うカツアゲ行為は"AIRMAX狩り"と呼ばれ、社会問題にもなるほど。 もちろん僕もこの95を手に入れる事は出来ず、翌年の96年モデルを買うのがやっとだった。 あれ

          25歳の君へ。初めまして、よろしく。

          未来なんて誰にもわからない

          2011年 7月23日 東日本大震災から4か月、日本はまだまだ震災が起こした未曾有の被害に苦しんでいる頃だったな。 10年前の今頃。パパは登戸の、深夜の産婦人科のロビーに1人、腰掛けていた。 これから自分が目にする人生で初めての瞬間を、おそらく初めて経験するであろうその感情を、全く上手く表現出来ないまま、ただ過ぎる時間に戸惑っていた。 時々やってくる僅かな不安や心配と闘い、それでもたまに溢れてしまう小さな笑みを器用に押し殺しながら。 翌朝。 その小さな小さな体から

          未来なんて誰にもわからない

          愛嬌は武器だ

          嵐が止み、大きな虹のかかった巣立ちの日。 アオ、今日は卒園式だったね。お疲れ様でした。前日に園で明日のために今日は早寝早起きしましょう、、と言われたみたいだけど。 5時半に起きたみたいだね… さすがに早すぎないか?笑  それだけ、緊張していたのかな。 今年は3年前のハルの時と違ってコロナ対策として親の参加が1名。。パパは残念ながら参加出来なかった。 アオの晴れ姿、人目見たくて仕事前に園に寄って一声かけれて本当に良かった。めったに園に行かないパパだったし、朝から会えるな

          愛嬌は武器だ

          この世界で生きて行く

          ハルとアオへ。 2020年、12月。なんとも表現し難い、誰も経験した事のない、気持ちのやり場のない一年が 終わろうとしてる。 例に漏れず、パパにとっても良い年とは決して言えない一年になった。世界が、まるで変わった。 まだ幼い2人にとっては変わった後の世界で生きていく時間の方が長いので、きっとうまく順応出来ていくのかな。 2013年。パパは原宿で働いていて、その時に7年後の東京でオリンピックが開催されることが決まった。2011年の震災から2年、日本人にとっては明るいニュー

          この世界で生きて行く

          ありがとう。さようなら。また会おうね。

          16日、飼い猫が亡くなりました。12歳でした。真っ白な長い毛をフワフワさせながら、眠るように。少し早すぎる死だって、神様を恨みました。なんでこんなにも早く連れて行ってしまうんだろう。なんで? 猫は体調の不良を悟られないようにするって聞きました。 本当に、その時は突然やってくるんですね。嘘みたいに。 僕とニャンとの出会いは4年前。当時僕の彼女が母親と暮らしていた駒沢の家でした。小学生の頃、僕は猫アレルギーを持っていて近づいたり飼っている部屋に入ったりするとくしゃみ、鼻水、目

          ありがとう。さようなら。また会おうね。

          君のパパです。ヨロシク。

          2014年9月16日。君の人生は始まった。 その日、いつも通り原宿の店舗での仕事を終えようとしていた。23時を回るかどうか、、くらいの時間だったと思う。 メールが届いた。ママからだ。陣痛が始まったらしい。 ついにか、、、。 急いで帰り支度をし、電車に飛び乗った。ハルの時とは違い、どうやら早く産まれそうだと言う連絡があった。とにかく急いで欲しいらしい。 着くまで、まだ時間がかかる。 中原までは乗り換えが必要なので、小杉でタクシーをひろった。道案内をし、嫁が陣痛を起こし

          君のパパです。ヨロシク。

          公園でお弁当を食べた日

          2020年7月、新型コロナウイルスの感染はまだまだ収束しそうにない。 パパの仕事はお店でお料理を作る事だから、お店が開けられないとお仕事は出来ない。お休みだった間はハルとアオと、毎週のように公園で遊んだね。 ハルとアオと別々に暮らすようになってからあんなにたくさん遊べたことがなかったから、お仕事出来ないのは大変なことだけどパパにとっては意味のあるお休みになったかな。 お昼はコンビニでごはんを買って公園で食べるのがお決まりで、ある時、ハルがパパは唐揚げ作れるの?って。。

          公園でお弁当を食べた日

          生きているのは当たり前じゃない

          2020年の今、世界中で新型コロナウイルスという新しい病気が広まっている。 きっと人類が未だかつて経験した事のない出来事だ。 3月の終わりに志村けんというお笑い芸人さんが、その病気で亡くなってしまった。まだ70歳だった。パパが小学生の時からテレビの人気者で、パパも本当に大好きだった。 ついこの間まで、元気だった人だ。 またテレビで見れるって、普通に信じてた。 人は死ぬんだ。 人類は今まで、たくさんの発明をし、生活を便利に、豊かにしてきた。 電気や、ガスや水道。飛行

          生きているのは当たり前じゃない

          あの日消えてしまった命

          拝啓 愛する2人の息子達へ。 この手紙は、パパが幼い君たちと過ごした記憶を忘れないために、君たちが大人になった時に、自分たちの幼い頃を思い出すきっかけになればと思い書いています。 そして、将来君たちがパパになった時、自分達の子供とどう向き合うべきか悩んだ時、何かの役に立てたら嬉しく思います。 悲しい事に、人の記憶は永遠ではなく、次第に色褪せて、消えていってしまうものだから。 パパ自身だって、小さい頃の父ちゃんや、母ちゃんや、兄ちゃんや、友達との記憶は少ししか残ってな

          あの日消えてしまった命

          父からの手紙

          人生100年時代。。と巷で言われ始めて久しい。 と、いう事は。ヤバイ、余命60年じゃねーか。。 老後安心して暮らすには2000万円必要、とかいったい何歳まで働けばいいんだ!とか老後の心配なんかをしているうちに、きっとあっという間に60年なんか過ぎてしまうのでしょう。 とはいえ、現実は100歳はおろか、明日でさえ自分の命があるかどうかわからない。 というのは当たり前と言えば当たり前だけど、誰もがどこか認めたくない真理でもある。 もう、40年生きてしまった。坂本龍馬は3

          父からの手紙

          サービス業は難しい。。?

          横柄なお客様や、お店や他のお客様に迷惑をかけてしまうお客様に対しては、対応に困る場面が多いと思います。 とはいえ、こちらは接客のプロである以上ご来店くださったお客様にはできる限りのサービスを提供し、なるべくたくさんのお客様に気持ちよく食事をして頂き、お帰りになられるまでに少しでもお店の事を好きになって頂けるよう各々が考え、努力する必要があるのも確かです。 こんな時、1番ありがちで1番やってはいけないと思うのが、横柄なお客様に同じように横柄に接し、失礼なお客様に失礼な態度で接し

          サービス業は難しい。。?