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そうだ、滅失登記、しよう。

解体工事が終了して、次にやらねばならないこと。
それは滅失登記
滅失登記は建物の死亡届。なくなりましたよ、と壊してから1ヶ月以内に伝えないといけません。
どこに言うの?ソレは法務局
土地家屋調査士さんに頼むと5万円くらいかかる模様。
暇だし自分でやっちゃえ!
と言うわけで、やってみることにしました。

まず前提として。
最新の登記簿謄本に書かれている情報が今と一致していることが大事。
また、壊した建物の所有が本人でないと、色々とめんどくさい模様です。

今回、最近とった登記簿謄本(登記事項全部証明書)に書かれている、
住所、状況、所有者、所有者の住民票が一致しているのでイケルと判断しました。
必要な書類を法務局のwebページにて調べたのですが、
これがとてもわかりにくい。
各市町村で微妙に提出書類が違うっぽいから困る。
結局、法務局のwebページでは滅失登記について提出する書類がはっきりわからず、仕方がないので、色んなところから情報を拾ってくることにしました。
一応わかった、絶対に必要な書類は4つ。

①滅失登記申請書
②建物滅失証明書
③解体業者の代表本人の印鑑証明(法人の場合は異なります)
④解体した場所の地図

①と②は法務局のwebページにpdfで様式が貼ってあったので印刷して記入。
②は解体業者さんにハンコとサインをもらいました。
③も解体業者さんに取ってもらい、地図はGoogleマップで用意。

ここで一つ重要なポイント。
①の滅失登記申請書の住所や名前を登記簿謄本に登録してあるものと同じにすること!番地なんかの書き方が1ー2ではなく、正式には1番2号だったりします。要注意。
法務局のwebページに貼られていたpdfに、書き方の実例もついていたのでそれを見つつ書きました。

あちこちから拾ったその他の情報によると、申請書には割印をしましょうとか、ホチキスで左とじにしましょうとか、上質紙で印刷しましょうとか、登記簿謄本を添付しましょうとか、申請書のコピーも同時添付しましょうとか各県の法務局HPの説明に微妙な違いがあるのですが、
行けばわかるさとコピーは取りつつ印鑑とホチキス片手にいざ凸!!

①〜④の書類をざっと確認してもらい、
問題はなさそうだったのですが一つだけNGが
建物滅失証明書の印鑑と解体業者代表本人の印鑑証明の印が違ったー!
建物滅失証明書は会社の印で、印鑑証明は実名のものになっていたのです。
これでは、この書類が代表者が書いたものだと証明できないヨ。
と言うことで、出直しになりました((泣
印鑑の確認をお忘れなく…
あと、地図もGoogleマップではイマイチだったらしく、法務局にあった地図を印刷したものをくださいました。ありがたい。

改めて印鑑証明と同じ印を業者さんに押し直してもらい、①〜④を揃えて提出!
ここから一週間後くらいに、実地調査に法務局の方が確認に来られるそうです(立ち会いとかは言われなかった)。

と言うわけで、なんとかかんとか
自分で滅失登記をすることができました
書類はたったの四枚、書く内容も登記簿謄本のままだったので意外と簡単でした。
不安な方は、法務局では無料相談をwebや電話でできるようなので聞いてみるのも良いかもしれません。(要予約)

次に法務局へ行くのは家が建ってから。
表題登記所有権保存登記をせねばなりません。
これも頼めば15万くらいするらしい。じゃあやっぱり自分でやりたい。
ということで、また勉強しようと思います。
こっちの方が図面だなんだと難しそうだから相談に行ってもいいかも……。
続く。


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