見出し画像

【参院選2022】必ず当選してほしい候補者(超党派)

6月22日に参議院選挙が始まり、7月10日まで各党・各候補者による論戦が繰り広げられます。
まだ投開票日まで2週間以上ありますが、「選挙ポスターを見たり政党マッチングを行ったりしているけれど、どの候補者に入れていいのかわからない…」と思っている方も多いのではないでしょうか。

単に「投票に行こう!」と呼びかけるのではなく、投票の参考にしてもらうため・より政策本位な議論を行なってもらうために、挑戦的ではありますが僕が応援している候補者をズラッとまとめてみます!

基準は下記の通りです。
1.こども若者の声を聞き政策に取り入れようとした実績の有無
2.政策実現力の有無
3.佐々木の独断と偏見

僕は一般社団法人 日本若者協議会の理事を務めており、政治参加やジェンダー、気候変動・環境などの「若者政策」について日々ウォッチ&ロビイングを行っています。個別政策についてはリベラルな立場を持っていますが、全体的に保守的です。

ぜひ参考にしてみてください!
※候補者に着目して選んだら意図せず女性候補者が多くなってしまいました…ご了承ください…

1.選挙区選挙(候補者名)

原則、都道府県の区域(鳥取・島根、徳島・高知はそれぞれ2県の区域)で行われます。クリーム色の投票用紙に候補者名を記載して投票してください!
以下、"推し"候補者。

徳永エリ候補:立憲民主党・北海道

立憲民主党ジェンダー平等推進本部長で、立憲民主党のジェンダー政策を進めた立役者。泉健太代表選出後、執行役員会12人のうち半分、常任幹事会は28人中12人が女性が選ばれている。他にも候補者選定プロセスの透明化などを推し進めており、目に見えにくいところで政党の中から政治を変えている。ぜひ当選して今後も改革を進めて欲しいです!
参考記事

竹谷とし子候補:公明党・東京

公明党女性局長・党東京都本部女性局。不妊治療の保険適用や男性版産休の創設に奔走、「生理の貧困」は竹谷さんがいなければあと何年かかっていたのでしょうか。特に日本若者協議会が提起した「痴漢対策」にも全力でお力添えいただき、国会質問や小池都知事への政策要望など様々な場面で政策実現に取り組まれています。日本のジェンダー政策を進めていく上で欠かせない政治家です。
HP

三浦のぶひろ候補:公明党・神奈川県

三浦さんより知的で寄り添う姿勢を持っている国会議員はいないのではないか…と思ってしまいます。元防衛大学校准教授で安全保障にも明るい貴重な人財です。そして東京工業大学にて博士(工学)を取得されており、若手研究者の研究環境向上に向けて予算を獲得した実績もあります。この6年間で永田町から去るには惜しい人財だと思います!たまにSNSで流れてくる愛犬も可愛いです。
HP

伊藤孝恵候補:国民民主党・愛知県

国民民主党副代表。ガッツと胆力があり、抜群の行動力で政策実現のために猪突猛進する稀有な政治家です。日本初の公募による「リクルート在職のまま」「育休中の」国政出馬を成し遂げて早6年、現在進行形で子育てを行っている経験から、超党派ママパパ議員連盟の立ち上げや他党に先駆けたヤングケアラー対策の提起、永田町での子育て環境改善などに精力的に取り組まれています。
参考Youtube

浅田均候補:日本維新の会・大阪府

日本維新の会参議院会長。日本維新の会が「改革政党」として躍進した影の立役者。2015年頃から維新の政調会長を長らく勤め、教育の無償化や構造改革などを党内で取りまとめられました。日本若者協議会としての提言もしっかり受け止めてくださり、公約に掲載していただきました。党三役が若いベンチャー政党にとっては欠かせない存在だと思います。
HP

奥田ふみよ候補:れいわ新選組・福岡県

新人。3児の母で2016年頃から理不尽な校則の廃止活動を行っておられました。「子ども中心の社会」をビジョンとして掲げられており非常に注目しています。司法の消極的な判断もあり、これからの校則議論・学校内民主主義の推進には立法府としての役割が欠かせません。今後の国会議論の場にいてほしい人財です。
れいわ新選組HP

2.比例代表選挙(候補者名or政党名)

田村智子候補:日本共産党

日本共産党政策委員長。僕の中の日本共産党のイメージが変わったきっかけとなった政治家です。ブラック校則の見直しや痴漢対策、奨学金政策など若者向け政策の充実度は1,2位を争う日本共産党の政策責任者。「桜を見る会」の疑惑を世間に広く伝えた立役者でもあります。これからも永田町で活躍し人権、ジェンダー、労働問題について他党をリードしていただきたいです。
HP

自見はなこ候補:自民党

元厚生労働大臣政務官。ChildrenFirstの行政のあり方勉強会を主宰。「こども家庭庁」の議論をリードし創設に導いた立役者。行政の縦割り打破を掲げ日本版DBSの実現にも奔走。ただ実現に向けて及び腰な省庁も多く、意味のある政策として実現するためにはまだまだ自見さんの力が必要だと思います。
参考記事

矢田わかこ候補:国民民主党

国民民主党副代表。働きながら子育てをしている家族に寄り添う姿勢が半端ないです。今年改選する伊藤副代表とともに国民民主党の子ども若者政策を進めるキーパーソン。コロナ禍における働く妊婦への配慮措置や休業補償制度の創設、児童虐待通報ダイヤルの無料化、子育て・教育支援における所得制限撤廃などの法案を推進しています。

むこう山じゅん候補:自民党

一般財団法人アジア・パシフィック・イニシアティブ主任研究員。「#自民党をつかいたおす」というフレーズを選挙戦で打ち出せることは、日本政治や政策決定過程を知り尽くした"即戦力"の証だと思います。行政デジタル化やweb3.0、メタバース政策にも明るく、最も政治家として活躍する姿を見たい候補者です。
HP

3.政党の公約比較

文字数の関係で、比例代表での"推し政党"について記述できませんでした。私が理事を務める日本若者協議会で政党の公約比較一覧表を作成したため、参考にしてください。

東京選挙区に限り、日本若者協議会として求めてきた「痴漢対策」に関する候補者アンケートを行いました。こちらも参考にしてください!
https://youthconference.jp/archives/5383/

終わりに

「投票に行こう!」と呼びかけるだけでは現状は打開できないと強く思います。日本の有権者の政治関心度は決して低くありません。"政治的有効性感覚"や選挙結果による"期待効用差"が低すぎるだけです。実際、どの党も同じようなことを言っていて「どの党に入れれば良いかわからない」という本音もよく聞きます。

確かに「選挙に行こう!」という呼びかけは、何かやった気がするし、誰にも批判されない無難な行為だが、大した意味はない。

室橋祐貴. 2022-06-01,「そろそろ日本の選挙も「投票に行こう」ではなく「〇〇に投票しよう」にシフトしよう」

特定の政党や候補者を出して選挙を語ることで、他者との相違を認識でき成熟した対話を行うことができます。自分自身の考えが洗練され、またもっとより良い投票先が見つかるかもしれません。

ぜひ皆さんの「推し」も教えてください!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?