佐々木悠翔の政策note

2002年茨城県生まれ。日比谷高校卒、慶應義塾大在学中。日本若者協議会 理事 として若…

佐々木悠翔の政策note

2002年茨城県生まれ。日比谷高校卒、慶應義塾大在学中。日本若者協議会 理事 として若者の声を政策に反映させるべくロビイング活動を行っています。企業や業界団体へのパブリックアフェアーズ支援や官民連携促進、地方議員の政策ブレーン、町村長会の設立なども担当してます。

最近の記事

誹謗中傷への対策が検討中、何が変わる? #003

近年社会課題になりつつある誹謗中傷への対策やTwitter等のプラットフォーム事業者が果たすべき役割を検討してきた総務省のプラットフォームサービスに関する研究会「誹謗中傷等の違法・有害情報への対策に関するWG」が11月28日、検討会の取りまとめ(案)を公表した。これを受けて自民党や野党でも作業チームが立ち上がり、検討が進められている。来年の通常国会での法改正も視野に入れる大きな改革となる。何がどのように変わるのか、同WGの取りまとめ(案)やこれまでの検討状況を踏まえてまとめて

    • 急浮上した「ライドシェア」実現するのか? #002

      今回の臨時国会の所信表明演説で岸田総理はライドシェアに言及した。20日の本会議では「年内に方向性を定める」と言及し、政府はより力を入れて詳細な検討を進めている。2023年も残り20日となった。規制改革の主戦場となっている「規制改革推進会議」の進捗状況をまとめ、急浮上したライドシェアが実現するのか考えていきたい。 議題として挙げられたライドシェアとは 今回議題として挙げられたライドシェアとは、一般的に「一般人が自家用車を使って有償で旅客運送を行う」ことを指す。欧米ではすでに

      • パブリックアフェアーズの視点から岸田再改造内閣を見る #001

        今月14日に岸田総理は内閣改造を行い、第2次再改造内閣が発足しました。新たな内閣の基本方針も閣議決定し、「物価高対策と新しい資本主義の加速」「人口減少に打ち勝つデジタル社会への変革」などを引き続き取り組むことを明らかにしました。 内閣改造とは、憲法に定められた首相の閣僚任免権に基づき大臣及び副大臣や大臣政務官の一部または全てを入れ替えることです。「1期1年・最大3期迄」と定められている自民党役員人事と合わせて行われることが一般的であり、閣僚を刷新することによるイメージアップ

        • 【参院選2022】必ず当選してほしい候補者(超党派)

          6月22日に参議院選挙が始まり、7月10日まで各党・各候補者による論戦が繰り広げられます。 まだ投開票日まで2週間以上ありますが、「選挙ポスターを見たり政党マッチングを行ったりしているけれど、どの候補者に入れていいのかわからない…」と思っている方も多いのではないでしょうか。 単に「投票に行こう!」と呼びかけるのではなく、投票の参考にしてもらうため・より政策本位な議論を行なってもらうために、挑戦的ではありますが僕が応援している候補者をズラッとまとめてみます! 基準は下記の通

        誹謗中傷への対策が検討中、何が変わる? #003

          減り続ける選挙報道に違和感を覚える

          衆議院選挙が終わり早1ヶ月が経とうとしています。今回の衆院選の投票率は、NHKによるとの55.93%となり、前回衆院選(53.68%)を2ポイントほど上回っていますが、戦後3番目に低い値となっています。これで4回連続で50%台の低い水準となりました。 「#選挙に行こう」を用いて有名人が選挙啓発動画を投稿すること、18・19歳の投票率が微増したことなど今後への希望がほんの薄ら見えた一方、失望したこともありました。特に取り上げたいのが今回の署名活動でテーマとした「選挙報道」です

          減り続ける選挙報道に違和感を覚える

          政党学生部と政治参加〜各党の若者から見た政党の魅力〜

          2021年10月16日に「若者が語る衆院選と政治参加〜from Youth to Youth〜」(主催:日本若者協議会)が開催されました。自民党・公明党・立憲民主党・国民民主党・日本共産党・日本維新の会・れいわ新選組の7党から、それぞれ各政党で活動する25歳以下の若者が登壇し、衆議院選挙やこれからの政党学生部について語りました。 アーカイブも残っています。ぜひご視聴ください。 今回登壇された若者は政党と連携し活躍されています。ただ政党の意見全てを代表しているわけではありま

          政党学生部と政治参加〜各党の若者から見た政党の魅力〜

          最近ハンパない政党学生部について〜若い世代のための「政治家」の活躍〜

          最近、政党学生部の活躍が目覚ましい。これまでやっていた「若者と政治を身近にする」活動に加え、政党から独立した独自の政策立案や運営方針の見直し活動を新たに行っている。前例があまりない画期的な取り組みだ。 僕は政党学生部が「若者の政治離れ」を克服し得る重要なエージェントの1つだと確信している。今回の投稿ではこれまで日本社会で共有されてこなかった政治参加を促進するファクターとして「リクルートメント」を指摘し、諸外国内で大きな影響力を持ち、最近活躍が目覚ましい「政党学生部」に注目す

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          最近ハンパない政党学生部について〜若い世代のための「政…