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私が障害者になったきっかけかもしれないある出来事

私は症例のない病気の障害者だ。先天性ではない事はわかっているが、なぜこの病気になったのか決定的なものが何もないのだ。つまり原因不明の病気という事だ。

だがしかし、発病する原因となったかもしれない出来事があったのだ。

遡る事26年前。私は当時2歳だった。この頃はまだ病気にはなっていない健康そのものだった。
近所に5、6歳年の離れたお姉ちゃん(他人)がいて、うちに遊びに来たりしていた。
そのお姉ちゃんは少し性格が悪い子だった。私の母がお菓子を私とその子に出してあげると、私の母が見てないすきに私の分のお菓子を取って食べるのだ。
私が母にお姉ちゃんにお菓子取られたと言うと、その子はやってないもん!と言う。
私の母はその子に「はるかの分のお菓子取っちゃダメよ!取らないで欲しかったら言いなさいあげるからね」と言った。その子は少しふてくされたような顔をしていた。
いつの間にかその子はお菓子が欲しくて、お菓子を食べに来るようにその子はなっていた。

かなりの頻度でその子が我が家に通うようになったある日。その子の母親がこんな事を言い始めた。

「いつもうちの子遊びに行かせてもらってるから、たまには私が遊びに連れて行ってあげるから」

近くのショッピングセンターの遊具コーナーに連れて行くと言うのだ。この母親も少し性格が悪いと近所では噂されていたから私の母は、私を行かせるのをためらっていた。

まだ2歳だった私は遊びに連れていってくれると言われたら当然行きたいと言った。母にも「お母さん大丈夫!はるか1人で行ってくるよ」と言い、遊びに連れて行ってもらうことになった。

これが私の人生の分かれ道だったのかもしれない・・・

当日私はウキウキで母に行ってきます!とつげて遊びに出かけた。

ショッピングセンターの遊具コーナーに着く私とお姉ちゃんを置いて、お姉ちゃんの母親は買い物に行ってしまったため2人で遊び始めた。

しばらくお姉ちゃんと楽しく遊んでいると突然後ろからドンっ!!!と誰かに突き飛ばされた。

突き飛ばされた衝撃で遊具に私はおでこを強く強打した。あまりの痛みに泣き叫びながら後ろを見ると、一緒に遊びにきているお姉ちゃんが立っていた。

そう。私を突き飛ばしたのはこのお姉ちゃんだ。

この光景は今でも覚えている。

片目が開かなくなるほどぶつけたおでこはたんこぶになっていた。帰宅後、お姉ちゃんの母親は「見ていなかったからわからないが、はるかちゃんが自分で転んでぶつけた」と私に説明した。

お姉ちゃんは自分が突き飛ばしたとは絶対に言わなかったのだ。

私の母は「本当に自分で転んだのかい?」と聞いてきたから「お姉ちゃんに後ろから押されたの」と説明した。

母はわかったよ。痛い思いしちゃったね。ごめんねと言いながら泣いていた。

この出来事があってから数ヶ月後に私は病気を発症した。

このケガが原因で病気になったかどうかはわかっていない。因果関係が証明されていないのだ。

わからないけど私はあの時遊びに行かなければ人生違ったのだろうか。

そんなことを考えても病気が治るわけではないし仕方ないけども、何度考えたかわからない。

あの時遊びになんて行かなければ・・・

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